ある日、美容院に行ったら、雑誌が「dマガジン」になっていた――

 

dマガジンとは、月額の雑誌読み放題サービス。200誌以上がスマホやタブレットで読めてしまうものだ。

 

席についてタブレットを渡された時、時代の流れを感じた。品川にある美容院。

 
なにせ美容院の雑誌といえば、女性の「見た目年齢」を最もリアルに叩きつけられる場。たとえば、これまでオシャレOL雑誌だったのに、ある日を境に、オバチャン雑誌を置かれた日にゃ...もう、老...いや成長を感じずにはいられない。席に着いたときにいつオバチャン雑誌が置かれるのか...行くたびにそら恐ろしい思いをしている私なのだ。 
 
一度だけ、マダム御用達の「婦人画報」がばさりと置かれたことがある。いえ、あの、雑誌がどうというわけでなく、どう見ても不釣り合いでしょうに。縫製が甘い襟ぐりがだらけ始めたファストファッションを着て、トリートメント2000円で付けられますけどいかがですぅ~?と聞かれても、(2000円かぁ...ちと高いな。帰りにパンテーン買って帰ればよし)とケチって断る私が、高級なお着物を着て伊勢志摩の格式ホテルフレンチをしっぽり食べに行く有閑マダムに見えますかと。思わず5度見。これで女を磨けってことなのかとモヤモヤ……。
 
ところがdマガジンになった途端、その心配からは解放される。ぷっ、お前がCLASSYかよ?という美容師の視線にビビりながら「クラッシーください」という手間も省け、堂々と検索すればいいのだ。週刊文春や、週刊SPA!、LEONだってぱららと読めてしまう。「個人の裁量にお任せします」という時代の移り変わりを目の当たりに。サービスも日々進化しているのだ。
 
そういえば、飛行機の座席モニターも近い未来廃止されるのではという話も聞く。機内でWIFIが使える今は、お客はパーソナルモニターを見ずに、みんな持参したスマホやPCを見るようになったんだそう。なんなら、機内プログラムをスマホで見られるアプリもあるんだとか。CAさんが新聞や雑誌(もちろん無料)を配って歩いていた時代が懐かしい。たしか小学校のころ。ちょっとお姉さん向けのマーガレットを背伸びして読んでいたっけ。
 
それも今や昔。 時代は移りゆくもの。さすが、今や、山手線新駅の受け入れや、リニアの開業を待つ品川である。最先端。スーパーシティ品川。アイテムリバー品川。時代の河川に品々が流れていく。
 
関係ないけど、dマガジン、ジャニーズの人たちはシルエット対応でした。ここはまだまだ変わらない時間が流れてましたとさ。
 
 
髪型、最近はこの長さに落ち着いております。