Hello!! ゆうかです😊



残念なことに週末から風邪を引いてしましました。

この仕事をしているとやはり子供達から風邪をもらってしまうんですね、、、、、。


子供からもらう風邪というのは強烈で、そして治るまでに時間がかかります😂







今回は、私が気になった🤔💭

このトピック↓


   





    

カナダ🇨🇦でチャイルドケアが珍しくない理由👶



チャイルドケアというと、ベビーシッター(ナニー)や産後のケア「ドゥーラ」などがありますね。




日本でこのようなサービス利用しているとなると、とても珍しいと周りから思われるのではないでしょうか。




また日本だけに限らず、アジア全体的に、チャイルドケアを利用することには文化的背景から理解を得ることがとても難しいと私は考えています。






私が住んでいるカナダ🇨🇦ではベビーシッターや産後ケアが日本と比べて珍しくはありません。



その理由は文化的背景だったり、カナダの医療事情が関係していたり、、、、、、。




私がナニーとして働き、また産後ドゥーラとして勉強する中で、なぜ、日本とカナダでチャイルドケアに対しての理解がここまで大きな差があるのかをまとめましたので最後まで呼んでくれたら嬉しいです。






理由1️⃣  産後1日で退院




これは私がカナダに来てかなりの驚きでした。


そしてカナダでは、妊娠から出産までの受診料、並びに無痛分娩含めた出産費は無料なんです。



その為病院は、産後の母子共に長くは入院させてくれません。



帝王切開でも長くて2日の入院のみ。




また、日本のように、助産師さんが頻回に病室に来てくれて相談に乗ってもらったり、授乳の仕方や沐浴の仕方を教えてもらえません。




カナダのお母さんは出産の疲れも取れないまますぐに家に帰らされ育児がスタートするのです。





なので、ベビーシッターや産後のプロを雇って休息をとる家族が多いのです。




これは余談ですが、カナダ人に、

「子供を産むのに何故お金がかかるの?」と言われて何も言葉が出てこなかったことを良く覚えています。





ただ、日本の周産期医療は世界のトップレベルだと私は思っています。




妊娠から産後までの経過をカナダでは日本ほど事細かく観察をしないんです。



しかもあのアメリカは母体死亡率が高いことでも実は有名なんですね。

毎年350万人程いるうちの500〜1000人のもお母さんが亡くなっています。


一方日本では、約80万の妊婦さんのうちの10〜20人です。



死亡率は世界的には低いかも知れませんが、それでも命を落とすほど出産は命懸けです。



命を落とさなくとも、死に近い出産、後遺症を待っている方は沢山います。




出産が命懸けであると思われなくなっている近年。



それは、日本の医療の周産期チームの血と汗と涙の塊だと思います。







理由2️⃣ 産後すぐに仕事復帰



産後数ヶ月で仕事復帰をするお母さんもカナダでは全く珍しい事ではありません。



なんと、ミーティングをしながら授乳をするお母さんもいるんです。



さらに日本と比べると、学歴社会であり、女性の社会進出率は高いです。




晩婚化と言われている日本ですが、カナダは平均初婚年齢が35歳前後であり、女性もキャリアを優先してその後に結婚する傾向にあるようです。





40歳前後の出産は当たり前で、私のクライアントのお母さんはなんと、51歳で第一子を出産しました✨


※(卵子提供体外受精)




ので、カナダでは35歳以上を「高齢出産」とは言いづらいと思います。






その為、仕事をするためにベビーシッターを雇ったり、資格を取るために学校へ行くお母さんが多いのです。




またまた余談になりますが、カナダの女性は比較的財力があるため、離婚率が高いとも言われているそうです。




頼りない男性は子供を連れて置いてかれてしまうんだそう。





理由3️⃣ 国に家族がいない


カナダは人口の半分が移民と言われるほどの移民大国です。



私が住んでいるトロントも移民だらけでカナダ人に会うのはとてもレア。



なので、両親の親がカナダにいないことで、里帰りができなかったり、子供のお世話のお手伝いをしてくれる家族がいないことも珍しくはないんです。




中にはお父さんとお母さん共に移民であるため頼れる人がなかなか見つからなかったり。




家族が国内にいても、カナダは世界で二位を誇る程の面積であるため、家族が遠くに住んでいたらすぐに助けに駆けつけることはできません。






そういった理由でチャイルドケアを利用する人も多いです。






理由4️⃣ 子供の登下校



カナダでは子供達だけで登下校をさせてはいけません。



これは法律で決まっているわけではありませんが、子供を1人で外を歩かせたり、家で留守番させるのはとても危険でありタブーなことです。



そのようなことがあったら警察に通報されてしまいます。



学校が9時に始まるのであれば、学校の校舎の扉は9時まで開きません。


先生が外に出てきて生徒がちゃんと登校してきたかをまず確認するんですね。



学校の門をむやみに解放しないことで、不審者の侵入やテロを防ぐためです。




こう考えるとカナダの両親は子供たちの送り迎えで大変だなと思います。




なので、仕事の都合でベビーシッターを利用して子供達を任せる家族もいるのです。





そして、日本の子供達だけで登下校できるのは、地域の助けだったり、大人たちの暖かい見守りがわかるとても素敵な文化だと思います。









理由5️⃣ 夫婦の時間を大切に




「ベビーシッターを利用して夫婦でデート」


これもカナダだけではよくあること。




バレンタインデーの夜に仕事の依頼が入ったこともあります。




日本なら、夫婦でデートに行く時は家族や親戚に子供の面倒を見てもらうことがほとんどでしょう。




しかし、先程も説明した通り、国内に家族がいない人も多いので代わりにベビーシッターを利用するんですね。




正直言うと、カナダではベビーシッターを利用して大人だけでどこかへ出かけることが多いです。




これは、夫婦の仲を維持するためにとても良いことなんです。



それだけでなく、自分自身の健康やメンタルをも維持することにも繋がります。









まとめおねがい


いかがでしたでしょうか?


カナダでチャイルドケアが珍しくない理由を知っていただけましたでしょうか、、、、?


いろんな違いがあって面白いですよね。



そして、ここで1つ、勘違いをしてほしくないことが有ります。


それは、、、




チャイルドケアを利用することが育児を怠けているということでは決してない。



ということです。




これは全世界のお母さんとお父さんに声をあげて言いたいです。


特に日本では理解し難い事なので周りの目が気になりますよね。



しかし、私が担当しているクライアントは、ベビーシッターに家事を任せて子供との時間を作っています。





「自分の子供は自分で育てろ」という厳しい言葉を耳にすることもあるでしょう。



しかし、子供や赤ちゃんは100人いたら100人違うんです。



 


中にはお母さんやお父さんが病気を持っていることもあるでしょう。


時には専門の人の力が必要になることもあります。



妊娠、出産、産後や育児はその人にしか分からない辛さがありますよね。




なので、何も知らないで加減な発言をしている人がいるのならそれは無視してください。




お金が全てではありませんが、お金で自分の健康とメンタルを維持するという方法もあるのです。




お母さんが健康でなければいい母乳も出ませんし、様々な事故に繋がるリスクだってあります。

お子さんのメンタルに関わることもあるでしょう。



家族だけに頼れないことがあったら育児のプロや地域の相談所に連絡してください。



私達はその様な時のためにいるんです。




頼ることを恐れない、恥ずかしいと思わないでください。