さっちゃんは、母親の事である
さっちゃんは、昨年よりホスピスに居る


この数年で色々な出来事が起こり
入退院を繰り返し
持病もあり、コロナ騒ぎも重なり
受け入れてくれる病院も無くなり
今のホスピスに落ち着いたのだ。



さっちゃんは2月生まれだが
そろそろ落ち着いて誕生日を待つ事も
危うくなって来た。

気の短い娘達は、思い切って
少し早目の誕生会を主治医に持ちかけ
本日実行する事になった。

さっちゃんは寿司を所望され
中でも好きな穴子寿司を買って行った

病院からは、昼ごはんをケーキとフルーツに
変更して用意してくださり
カードまで用意して頂いた。


穴子寿司を食べ「美味しい」と喜び
割り箸でテーブルを叩いて喜んだ。

いくつも食べたわけではないけれど
美味しかったを何度も言い
「この嬉しかった事は一生忘れないよ」
なんて言ってた。


娘と一緒に写真を撮る手はピース✌️
指が上手く曲がらずに四本出してるね



お約束の15分を30分にもして頂き
病院には感謝しかない。





夜の空には満月の明かり

少し雲が出て
気温も下がる

病室の窓からも見えただろうか





今日もあーちゃんは
私の腕で呑気に寝ている


時々伸びをして可愛いばかりだ





誕生日は建国記念日
誰も忘れない日に生まれた人


さっちゃんは寿司で元気になったのかも
しれないね