我が家は不思議な話には
本当にいつも
事欠かないのだけれど、
母の葬儀の帰りに
とても不思議な事が
また起こりました。
母の納骨も無事終わり
いとこ達に別れを告げて
伯父と伯母にも
ご挨拶して、
別の県に住む
妹家族とは別の道で
私達は家へと
向かいました。
すると、
我が家のマツダ2君が
また不思議な道を
指示したのです。
そうなんです、
母のログハウスの向かい、
妹の亡くなった前の夫の
お墓の前の道を
また通ったんです。
もう夕方だったので
私達は流石に
義弟のお墓には
立ち寄りませんでしたが、
母のものだった
ログハウスを遠目に見ながら、
「◯ちゃん、
また今度
お参りするからね〜。」と
みんなで声をかけました。
そして、
懐かしいけれど
2度と家の奥に
入る事はない、
その悲しい道を
通り過ぎました。
すると、
ナビは次に
私達が普段全然
通った事のない細い道を
指示しました。
「この道、
一体どこへ
繋がるんだろうね❔」
「近道なのかな❔」と
話しながら
私達がマツダ2君を
走らせていると、
なんと、
義弟のお葬式をした
葬儀場の横を
私達は通り過ぎました。
夫も息子達も
義弟のお通夜は出たけれど
葬儀は出ていないので、
そこがどういう場所か
何も知りません。
我が家で義弟の葬儀まで
参列したのは、
妹の実の姉である
私だけです。
もちろんそこを通るのは
義弟の葬儀以来です。
私は1人で内心
ギョッとしていました。
私の家系は
不思議な事は
いつもしょっちゅう
見聞きしていて
慣れてはいるけれど、
私はこの時
正直怖かったです。