【劣等感だらけの先生だった私】
絶賛、第2次ベビーブームの中、生まれた私
千葉の新興住宅地で育ちましたが、ご近所さんには、
同年代の子供たちがわんさかおりまして。
(うん10年経った今でも、仲よしさんがたくさんいます^_^身内のように濃厚に密着しながら育ちました笑)
私の周りの幼馴染たちは、んまーーーみんな優秀で∑(ﾟДﾟ)
お勉強できるし。
かけっこも速いし。
いい子だし。
私はといえば…
●お勉強→超普通(よりちょっと下
)
●運動→超苦手(「一緒に走ろう!」て約束してたマラソン大会…絶対置いてかれてたなー…遠い目
)
●性格→ジャイ子笑
そんな私ですが。
『ピアノ』だけは、誰にも負けない！
という自負がありました。
学校でも、イベントではいっつもピアノ伴奏してたり。
遊びに来たお友達にリクエストされてピアノを弾くと、みんなすごく喜んでくれたり。
お母さんも、私のピアノが誰かに褒められると、いつもとっても嬉しそうだったり。
『いろいろと苦手なことも多いけど、私にはピアノがあるし！
ぐぐーん
(鼻が天狗になる音
)』
そんな調子のまま、短大の音楽科を卒業し、自分自身も通っていた大手音楽教室の講師になった20歳のとき。
ぐぐ〜んと伸びた私の鼻は、ポッキリと折られることとなりました
「え？エレクトーン系の先生って、なんでこんなにアレンジ上手いの？」
「あれ？ピアノ系の先生なのに、なんでこんなにエレクトーン弾けるの？」
「あの子、私の同期なのに、いつの間にか生徒さんガンガンコンクール出てるし！入賞してるし汗！」
「うわ！同じグループにすんごい先生たちがたくさんいる…音楽力も指導力も違いすぎる〜〜〜
」
音楽が仕事になってから。
私は、初めて「音楽での挫折」というものを味わうことになりました。
そして、「私はあんなに頑張れない！できない！
」
と自分で決めつけて、
「今はまだ本気出してないだけ(なんかそんなタイトルの映画あったなw)」
と、ず〜っと心の中で謎の言い訳をしながら
..
気がつけば25年経っていました。
…..ダサすぎる〜〜〜〜〜(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾!!!笑笑笑
そして、いつの間にか、音楽が「好きで得意なこと」から
「仕事だからやらなきゃいけないもの」に変わってしまってました。
『毎日宿題盛りだくさん
なんでこんなに頑張らなきゃいけないんだろ。
まあ、仕事だからしょうがないけど..やだな..
音楽を仕事にしなきゃよかったのかな
』
今思えば、この私の愚痴だらけな心の声も、
「頑張れない自分」への言い訳
だったことがよ〜く分かります。
それは
【超真剣に頑張っても、できない自分だったらどうしよう
】
の恐怖心がいつもあったから。
だから、
「頑張っていない自分」
「【音楽は仕事】と割り切っている自分」
をず〜っと演じていたんです。あ〜ダサい
笑
でもね。
「あ〜、あの伴奏練習しなきゃ。面倒くさいなw 景気づけに、とりあえず好きにピアノ弾くか
」
と、好きな曲や即興でピアノを弾きまくったり。
「あ〜、あの曲のデータ、今日こそ作らなきゃなw とりあえず、好きな曲弾こう
」
と、エレクトーンでFFやディズニーやマイケルジャクソンの曲弾きまくったり。
(選曲の癖が強め笑)
音楽は、やっぱりいつも私のそばにいてくれた。
そして、私は、本当は、ず〜っと、音楽が大好きだったんです。
そして、レッスンでの子供たちの「できた！」の時の嬉しそうなお顔や、それを喜んでくれるお母さんたちの笑顔も。
そして、音楽教室の先生というこのお仕事も。
本当は、ず〜〜っとずっと、大好きなんです
「大好き」の気持ちをこうして素直に認められるようになったのは、
「いつも誰かと比べていた自分」を見つけたから。
「私なんか..」の思い込みの先には、いつも、勝手に誰かと比べては、
劣等感を募らせていた自分がいました。
超小心者のため、たくさんのブロックありまくりな私。
先日、参加しているビジネスコミュニティーのセミナーで、新田純子さんに、
このブロックについて相談したのですが
「イチローや大谷選手しか野球やっちゃいけないですか？天才的な才能がないと、草野球のコーチをやってはダメですか？」
と言っていただき、は！
としました。
そうだ。
天才じゃなきゃやっちゃいけないことなんてない。
音楽は、誰だって楽しんでいい。
今、私は、
「音楽の楽しさを子供たちに伝える」同志である、
個人教室のピアノの先生たちに向けて、
自分の29年間の講師生活で培ってきた経験やスキルを、
「講座」という形でシェアしていきたい、と考えて準備中です。
(あ〜！言ってしまった！ドキがムネムネする笑
)
私が勝手に比べて落ち込んでいたあの先生も、あのお教室も。
みんな【音楽の楽しさを伝える仲間】なんだ。
私は、私なりに、今、私がやっている
「音楽を自由に楽しめる力を、
一人ひとりに寄り添って
伝えるレッスン」
を、その仲間の一人として、
シェアしていきたい。
そんなふうに、改めて心が固まった、そんなお話でした。
長々と読んでいただき、ありがとうございました
講座開催は、もう少し先のお話になりそうですが。
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劣等感だらけの先生だった私。
新たなステップを、やっっっっっっっと(←どんだけwww)
少しずつ踏み出す勇気が出てき他のは、お教室の生徒さんの力
が、とても大きいのです。
これから、私に勇気をくれた、お教室の生徒さんのレッスンの様子も、少しずつご紹介できたら、と思っています！
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