妃川 蛍著 BL小説 王と剣 | あずきのブログ

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時折、裏あずき(ヘンタイ)が発動し BL の漫画や小説について 独り言してます


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裏あずき  隠れ腐女子  の

BL小説の感をお送りします。

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どうぞ 私にお構いなく リターンなさって
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(#^.^#)

大丈夫な方
どうぞ  お進む下さいね
( ´ ▽ ` )ノ


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☝︎
『王と剣』 を読みました
(^ν^)


受け→南の小国サザンランドの騎士イオカステ卿  (イオ)
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金髪碧眼の青年。

騎士の息子という立場だが、
実は
国王 と 側室の母の間に産まれた 王家の血を引く
青年。
産まれてすぐに、正室の子である兄との
跡目争いに ならないようにという 大臣達の 
要求で、 騎士の家に 養子に出される。
その後、側室の母に 妹(イリア王女)が産まれる。
15歳で 騎士として 登城し、その後
妹のイリア王女の護衛騎士となる。



攻め→北の大国 ノースガルト
の 王  ルキウス.アレクサンドル。(アレク)
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黒髪、黒衣 の 美丈夫。
王であり、騎士としても  国一の 剣の腕前を持つ。



王道ラブストーリーです。


  受けは、相手の素性を知らず
夜のお忍び探索にて 黒衣の騎士に出会い、
しかも  騎士としての腕前の高さ  肉体の屈強さに
憧れ...剣の練習相手として 
まい夜、過ごしていく中、とあることがきっかけで、自分の気持ちが 恋心だと気づくのだった。

  攻めは、あらかたの受けの素性を知っていたが
身分も関係なく  触れ合いたい 関わりたいと
アレク という名を教えたのみで...
毎夜、イオと 剣の練習 や お酒を酌み交わす
など  関わりつつ......
一目惚れ らしい イオを 口説く算段をしていたという話。



イオは、国元から 嘘情報に翻弄された兄王に
''ルキウス王 を 討て  ''と暗殺の命を受けているため、
この 楽しい逢瀬は、 ルキウス王を討った後には無い(成功しても 自刃するつもりでいた)と思っていて...... 
その、彼の心情を思うと  切ないですね
(T ^ T)
このひとときだけでも、幸せを身体で感じたいと
身体を委ねる 受けのイオちゃん  
可愛い  いじらしい  (*^^*)と思いながら、読みました。


そして、暗殺決行日......
恋したアレク が、ルキウス王であると判った時
イオは、騙されていた(自分の身分を知っていた。
アレクが 自分の素性を明かさなかった等)と知り、恋心が憎しみに変わるものの
剣を交える中で、 自分は  アレク(ルキウス王)の
刃にて 自分を殺して欲しかったのだと(自分には、アレクを殺せない)
自分の深層心理に気づくのだった。

その憎しみとまだ残る恋心の狭間で葛藤する
イオと 討って変わって
アレクは、終始
イオ  大好き 💕 大好き  💕 可愛い💕  愛おしい
💕
絶対 、モノにしてみせるとする余裕の行動に
攻めと受けの感情ギャップに なかなかの面白さがありました
(^ν^)


結果、
イオにとっては  度肝を抜く  
ハッピーエンドが待っているのですが...
それは、 読んでのお楽しみですね
(o^^o)



最後に、
実は  物語の裏で 
イオの妹姫 イリア  と アレクの弟王子 が
毎夜  逢瀬を重ね  、  恋を育んでいた
という話があります。
最後に 判る話で、詳細は 書いてないので
こちらの  NL(ナチュラル  ラブ)も 気になります。
現在の 小説然り漫画においても
NL  GL   BL  と 分割されて 、創られますが...
差別の無い世の中を作るには、本当なら
NL であれ、GLであれ、BLであれ
全てが 同じ一つの愛  であり、差異など無いと捉え  同じレーベル であれ ざっくばらんに書かれるべきなんじゃ無いかと思うのですが?
(数年前の コバルト文庫が まさに 理想を体現してたように思います)
という訳で、イリア王女とアレクの弟王子の恋物語も 気になるので......同じ文庫 レーベルにて
スピンオフの NL を読んでみたいなぁと思いました(もちろん、サブキャラとして... イオ×アレクのその後など 書かれていたら 、それはそれで
素晴らしいですよね)。

カクテルキス文庫 編集部 編集者さん
宜しくお願いします!!



興味湧いた方
是非 一読おすすめいたします!!