咲-Saki-阿知賀編(UHF系)


 麻雀アニメ咲-Saki-が3年ぶりに帰って来ました。今回はヒロイン宮永咲や原村和などお馴染みのメンバーの続編ではなく、かつて和が過ごしていた奈良県の阿知賀女子学院が舞台となります。コンセプトはもう一度和に会う為にインターハイに出場したいという事で、咲が別々に暮らす姉の照に会いたい状況と同じです。という事で、全く異なるストーリーだと認識した方が良いと思います!








 物語は阿知賀こども麻雀クラブに、東京から引っ越して来た和を誘った高鴨穏乃(たかがもしずの)が、中学生の麻雀大会で優勝した和の姿を見て阿知賀女子麻雀同好会に入部するところから始まります。同好会には穏乃の別の中学校に通っていた親友新子憧(あたらしあこ)を筆頭にこども麻雀クラブでも先輩で、1人で同好会の部室を維持していた松実玄(まつみくろ)、玄の姉で麻雀の実力は確かな松実宥(まつみゆう)、幼稚園の頃から麻雀を打っていた鷺森灼(さぎもりあらた)の5人が全国を目指します。








 5人の声優陣は非常にフレッシュなメンバーがキャスティングされました。主人公の穏乃を演じるのは、まどマギのまどか役でお馴染みの悠木碧さん、穏乃の親友憧を演じるのは、悠木碧さんと同じ年の東山奈央さん、先輩の松実姉妹は玄役が、今最も忙しい声優花澤香菜さん。宥役が萌え声でお馴染みのMAKOさん。灼役がAチャンネルでユー子を演じていた内山夕実さんが演じます。3年の月日の経過を感じさせる声優陣ですが、こちらの麻雀はとんでも麻雀になるのか?ガチンコ麻雀になるのか?スタッフは小野監督が続投になりますが、制作スタジオが変更になります。








咲-Saki-阿知賀編公式サイト





スタッフ


原作 - 小林 立『咲-Saki-』

コミック作画 - 五十嵐あぐり(掲載『月刊少年ガンガン』スクウェア・エニックス刊)

監督 - 小野学

助監督 - セトウケンジ

シリーズ構成 - 浦畑達彦

キャラクターデザイン・総作画監督 - 佐々木政勝

音楽制作 - ランティス

アニメーション制作 - studio五組

製作 - 咲阿知賀編製作委員会











夏色キセキ(TBS・MBS系)


 静岡県下田市を舞台にいつも仲良しの4人の女の子が、夏のある日にキセキが舞い降りる。サンライズと水島精二監督のタッグで送り出すオリジナル作品です。早くも下田市では多くのアニメファンの来訪、聖地巡礼を考えているらしいです。サンライズの佐藤プロデューサーが、下田市の石井市長に海岸や海の美しさを表現したいと説明しました。市長も行政として応援するとバックアップを約束し、早くもビラなどを配って市を挙げて応援しようとPRを始めている意欲作となっています。








 主人公の中学生4人は、今最も人気ある声優ユニットスフィアの4人が演じます。スフィアの為に制作したゴリ押しアニメと言われるのか、スフィアだからこの4人のチームワークある魅力的な作品だったと後に言われる作品になって欲しいと思います。主人公の4人の女の子は、いずれも中学2年生。それぞれ特徴的で覚え易い設定となっています。主人公逢沢夏海はテニス部に所属する元気一杯で弟想いの女の子。演じるのは元気系キャラを余り演じない寿美菜子さんです。夏海とテニス部でペアを組む水越紗季は、文武両道のお嬢様。クールな佇まいだが、友達思いで意外と熱い。演じるのは演技派の高垣彩陽さんです。








 アイドルグループフォーシーズンズを応援する花木優香は、老舗旅館花木屋の跡取り娘で、いつも明るいキャラクターの持ち主で憎まれた事がない性格の持ち主。演じるのは最近色々な役にチャレンジしている戸松遥さん。音楽が好きな不思議系キャラクター環凛子は、感情を表に出さない大人しい性格で、よく巫女のアルバイトをしている。演じるのはほんわかキャラクターが得意な豊崎愛生さん。スフィアのメンバーの得意なキャラクターとはわざと変えている感じがして、新境地を見せようとする感じがします。人間描写が非常に繊細な水島監督の手腕にも期待したい作品です。








スタッフ


監督 - 水島精二

副監督 - 木村隆一

シリーズ構成・脚本 - 浦畑達彦

脚本 - 村井さだゆき、髙橋龍也、綾奈ゆにこ

キャラクター原案 - 左

キャラクターデザイン - 田中雄一

美術監督 - 池田繁美

色彩設計 - 熊谷妙子

撮影監督 - 大神洋一

編集 - 吉武将人

音楽 - 虹音

音響監督 - 菊田浩巳

制作 - サンライズ

製作 - 「夏色キセキ」製作委員会





夏色キセキ公式サイト