昨日の夜ぐらいから情報が流れて来た情報「劇場版魔法少女まどか☆マギカプロジェクト」今月10日に発売される月刊NEWTYPE12月号の表紙が、先に発表されまどかとほむらがアップで描かれていました。「コラージュ?ガチ?」憶測が様々流れましたが、実際店頭に出る前のNEWTYPEが、アマゾンで明らかになった時、初めて劇場版作品が現実になる事がわかりました。今回はどんな風な作品が描かれるのかについて、インタビュー記事を紹介しつつ他のアニメ作品との興行バトルについて、予想してみたいと思います。2012年はまさに映画興行バトルからメジャーアニメの誕生に期待します。



アニメフレッシュエクスプレス


                   絶対買いますわ!こりゃ


―インタビュー
監督/SHAFT:新房昭之氏、キャラクター原案:蒼樹うめ氏、脚本:虚淵玄氏、アニプレックス:岩上敦宏氏の四人への対談インタビューより。

新・放送後の反響が予想以上に大きくて嬉しかった


虚・ファン作成の3Dでキャラが踊っている作品を一緒に見た事も


新・ファンの方のパロディマンガも嬉しかった


虚・ファンの動きを見て純粋に楽しんでいた



虚・まどかの後は仕事が増えすぎてジェンガみたいになり、どこからやっていいか分からなくなってきた


・海外での評価も高いらしいのが嬉しい
・板野氏にアニメ業界に連れてきて貰って恩返しをしたいと思っていたが、日本のアニメを海外のメディアに太刀打ち出来る文化にしたいという板野氏の願いに何らかの形で応える事が出来たのかと



蒼・少し仕事の依頼が増えたが、色々な人がまどかのキャラを描いてくれるなかで皆様の物になっているのは嬉しい



久保田プロデューサー・3話のしかけは制作側の意気込みも凄かった


新・3話の反響に戦々恐々だったが、大きな話題になってからは落ち着いた


久・製作現場もファンの反応見ながら作れて、現場は楽しみながら作れていたのではないか


新・スタッフが最後まで頑張ってくれたからと言うのもある



岩・作品の告知と発表は3人の名前を出して短期決戦で放送に入るのが良いのではないか、と3年ぐらい前から考えていた



岩・反響が放送中から大きかったので、1月頃から第2期の検討を始めていた


虚・そこで提出したプロットは放送話数1クール分に満たない分量だった


岩・TVシリーズを劇場版として見たいというスタッフの意見もあり、TVシリーズ再編集版を前後

編で2本、完全新作を1本で全3本の劇場版プロジェクトを立ち上げる事にした


新・完全新作は長編向けの話で、TVシリーズを知っているとより面白くなる話
 ・TVシリーズの再編集版という形でその前に一度物語を振り返って欲しい
 ・映画としては2本と1本、という分け方で考えている



新・TVシリーズは毎回次の話が楽しみになるような「引き」を意識していたが、総集編ではそこが変わってくる


岩・TVシリーズは完成した作品だが、劇場で見る事で違う見方が出来ると思う。本当の意味でのジェットコースタームービーになると良い


新・劇場版の総集編という言葉には浪漫がある、ヤマト然りガンダム然り、劇場のスクリーンにかかるのは作り手としても嬉しい瞬間


蒼・劇場がイヌカレー空間になってしまうかも


虚・脚本的には尺に収める為の作業が必要だろうが、基本的にストーリーを変えるつもりはない


新・音響面は多少変わる。キャスト陣の再アフレコもしないといけないと思う


虚・再編集版は2発の打ち上げ花火で、後の完全新作に続く物だと思ってほしい



虚・新作は、TVシリーズで完全に完結する話として描いていたので続編はどうした物かと悩んでいた
 



・いよいよ次の打ち合わせ、となっても決定的なアイデアはなく、みんなでブレストのような打ち合わせをした

虚・この4人が中心となった打ち合わせであるアイデアが出た事で、新作が作れる手応えを感じた・TVシリーズは脚本が先行していたので自分の世界観が中心だったが、新作は「Magica Quartet」の真骨頂と言える物になる


・明らかに虚淵玄というライターだけでは出てこないアイデアがベースになっている、「魔法少女まどか☆マギカ」だから出来た物語になっている


・先日新作の脚本がほぼ決定稿になった。作業は順調に進んでいる
新・サブタイトルはまだ未定


・本当は「インキュベーターの逆襲」というタイトルにしたかった
虚・CMはキュゥべえにお願いしては
新・キュゥべえならきっと「すぐに劇場公開するなんって言っていないだろう」と言うのでは



 
●各スタッフ見出しコメント
新・個人的には“世紀末魔法少女伝説”が見たい
蒼・「劇場版」という響きにうっとり
虚・完全に終わらせたので、続編については聞き逃していたが…
岩・劇場ならではの、降りられないジェットコースター的な楽しみを




●スペシャルコメント簡単に。

・庵野秀明氏:キュゥべえは記号としてのキャラとして徹底されていて気持ちいい。魔女の記号化とかも巧い、あと音楽が良い。あと10話のほむほむの描き方がよかった。劇場版も期待しています


・佐考仁司氏:まどかとほむらのコンビはもう最高


・松井玲奈氏:10話のEDやキュゥべえが語りかけるシーンなど、心の底から楽しんだ




 

まとめ

 劇場版作品はテレビ総集編(前半・後半)と完全新作の3本。つまり2回に分けての公開になるので、ずっと追い掛けて行ける。(まどマギから離れる事なんて出来ない。)新作は4人のメンバーがアイデアを出し合い全く違った作品となる。本当にわくわくさせられるのだが、公開日時などは全く未定!おそらく来年になりそうだが、来年はアニメ映画目白押しの凄い年になる。いわば深夜アニメ発アニメが、表舞台に多く登場する事になります。



 興行収入はBlu-Ray・DVDの本数や人気を考えると10億円以上は期待出来る。これが成功したならば、新たな魔法少女シリーズとして、次のシリーズのアニメシリーズの制作も期待出来る。とにかく、空前の大成功を収めた作品の未来は明るい。私を含めて、ファンの皆さんはこれからの展開を期待して欲しいです。それから庵野さんエヴァの方も気になりますので、そちらもお願いしますよ。私もそうですけどやっぱり10話が皆大好きなんですね。今年観た中で一番凄いお話でした。



参考年末から来年に掛けて公開される主なアニメ映画一覧

**.*億 137(***)scr 2011 「映画けいおん!」 松竹
**.*億 ***(***)scr 2012 「傷物語」
**.*億 ***(***)scr 2012 「ドットハック」 アスミック・エース
**.*億 *93(***)scr 2012 「ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵」 WB
**.*億 ***(***)scr 2012 「劇場版ストライクウィッチーズ(仮)」 角川映画
**.*億 ***(***)scr 2012 「BLOOD-C」 松竹
**.*億 ***(***)scr 2012 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」 
**.*億 ***(***)scr 2012 「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A's」

**.*億 ***(***)scr 2012(?) 「魔法少女まどか☆マギカ(仮)」



 興行的にはヱヴァは別格なので、1位は間違いないでしょう。その他の作品では目安は10億円だと思います。10億円に届けばヱヴァに次ぐ劇場版アニメ作品として成功と言えるのではないでしょうか?10億円の興行収入を成功させるには、劇場公開数100以上は必要だと思います。深夜アニメだと大体30~40ぐらいが主流なので、けいおん!の137館は桁違い。けいおん!なら10億円突破も夢ではない。後は傷物語とまどマギがどこまで行くか。その他の作品ではちょっと厳しいと思います。