「ゲームとアニメをぼそぼそと語る人」の管理人ピッコロさんの企画に便乗します。正直この夏

スタートの作品は、微妙以上に個人的には、残念な作品が多かったです。しかし4月スタートの

作品が、いよいよクライマックスです。そこで私も僭越ながら評価をさせて頂きます。

 


・コードギアス反逆のルルーシュR2(総合得点28点)

 ・ストーリー・・・・・5点

 これは文句なしに最高です。毎回毎回はらはらドキドキの展開に、一度観忘れたら次が分か らなくなってしまいます。仕掛けも計算され尽くしているし、こちらが予想していても、いい意味で裏切られるストーリーです。本当に面白くて考えさせられて、今後これを越えるのは至難の技。



 ・キャラクター性・・・・・5点

 まず主人公のルルーシュが、悪役みたいだけど何故か憎めない。スザクはウザイけど情熱家。C.C.は、クールだけど意外と感情を出す。それぞれのキャラクターの特徴が、ストーリーと

マッチしています。だから脇役でも非常に魅力を感じます。



 ・画・・・・・・4点

 作画は安定していたと思います。しっかりと作っていると思いましたし、ただこれは凄いという

印象が無かったので、4点にしました。崩壊が無ければ、宜しいと思いますよ。



 ・演出・・・・・5点

 ロロが命を掛けてルルーシュを逃がそうとした時のBGMの使い方。本当に感動させて

れました。あれも使い方を誤っていないから出来たと思いました。声優さんもそれぞれが

個性を発揮して素晴らしかった。特にルルーシュ役福山さんの演技は、魅力を十分引き出

していました。



 ・音楽・・・・・4点

 世界観を見事に表現しているBGMのよさは、本当に素晴らしかった。日常・戦い・悲しみ

それぞれがマッチしてました。皇帝や権力を表現するBGMは、壮大で特に最高です。しかし

テーマソングに関しては、余りマッチしていなかった気がしました。



 ・総合的な評価・・・・・5点

 今までのアニメの常識を超えた面白さ。壮大な仕掛けとまさかの展開。放送1回1回それぞれに面白さが詰め込まれています。私の中では、人生で最も素晴らしいと思った作品です。



・マクロスFRONTIER(総合得点26点)

 ・ストーリー・・・・3点

 謎を詰め込んでいましたけど、正直断片的過ぎて整合性がなかった。もう少しシンプルでも

良かった気がしました。どうも途中で整理し切れなくて、理解出来なかった部分がありました。



・画・・・・・5点

 これはサテライトの凄さを見せ付けられました。ブルーレイで観た戦闘シーンは、本当に見事の一言。正直アニメでここまで表現出来るのかと思いました。そしてもう1つは、歌姫のライブ

シーンが、まるで本当にライブを見ているようでした。



・キャラクター性・・・・4点

 ヒロインは、歌は良かったけどあまりインパクトが無かった。しかし男性キャラは、独自の特徴

を持っていました。特に良かったのは、ミハエルですね。プレイボーイ気取りだったのが、最終的には自分の気持ちに嘘を付かず、正直になったのは本当にキャラクターの魅力を引き出したと

思いました。



・演出・・・・5点

 これも文句なしでしょう。戦いを盛り上げたシェリルの歌声。悲しみを表現したシェリルの歌声

全てが完璧。余りに上手過ぎて最高でした。



・音楽・・・・5点

 マクロスFの凄さは、画と音楽のマッチング。それが演出に繋がっているのです。だから菅野

よう子さんが、作曲したBGMと歌がこの作品を素晴らしいモノにしたと思います。



・総合的な評価・・・・4点

 音楽と画の凄さに目が行く一方で、ストーリーが分かり難いのが残念でした。悪役のグレイスの目的がハッキリしない中、最終回を迎えたのは残念です。それに説明不足の台詞もちょっと

分かり難さを感じさせた要因の1つですね。



・セキレイ(総合得点17点)

 ・ストーリー・・・・3点

 一言で言えば無難だったと思います。ヘタレな主人公の前に、色々な特徴を持った美少女が

登場するハーレムになる。無難な萌えアニメでした。だからそれなりに楽しめたと思います。



 ・キャラクター性・・・・4点

ヒロインのセキレイ達は、巨乳・ツンデレ・メガネ・幼女とそれぞれの萌えポイントを抑えて

いました。特徴が分かれて、よくまとまっていたと思います。



 ・画・・・・2点

 無難だったと思いましたけど、他のアニメと比較するとしょぼい。結の作画が崩壊していたり

残念だった所も多かった。2期があるなら、改善が必要でしょう。



 ・演出・・・・3点

 パンツ・オッパイとエロい部分を強調するのは、引き付ける演出しては良かったと思います。ただし内容における演出は、正直ありきたりパターンで新鮮味は無かった。



 ・音楽・・・・2点

 良かったのはオープニングソング。世界観を上手く表現している曲だと思いました。しかしBGMに関しては、全く印象に残らず残念でした。



 ・総合的な評価・・・・3点

 エロばかりに目が行って、無難にまとめた萌えアニメでした。可も不可もなくというのが、率直な印象です。それでも12話全体にきちっとした作りで、まずまず楽しめました。