関東大会に向けて練習中の室江高校剣道部。土・日虎侍が研修出張で学校を離れる為、練習は休みになった。珠姫は勇次からもらったコスモサーティーンショーを貰い、遊園地にまで見に行った。一方都はキャリーに勝つため、聡莉の協力(強制的に引き込んだ)で特訓を開始。そこには、自主的に紀梨乃と鞘子も参加した。
コスモーサーティーンショーには、珠姫が大好きなレッドブレイバーも登場。コスモサーティーン
のピンチに現れ、デスアーマーを追い払った。その会場で珠姫は、シナイダーの大ファンである鈴木凛に出会った。クイズ大会に参加し空気を読まずに正解を重ね、最後の歌対決で緊張した
珠姫とは対照的に、抜群の歌唱力で観衆を魅了した凛が優勝した。しかしシナイダーのグッズ以外は珠姫にプレゼントする粋な計らいをして去って行った。
自宅に戻った珠姫は、突然レッドブレイバーの出迎えを受け驚いた。実は父親の友人で小沢
剣友会の代表を務める小沢が、ブレードブレイバーの映画撮影の為、宿泊と練習場所として
利用する為訪れていたのだ。感激する珠姫の前に、小沢剣友会のメンバーから「お嬢」と呼ばれる少女を紹介された。それは遊園地で出会った凛であった。(学校に竹刀を取りに行った
ユージ君。珠姫とのデートを聞かれましたけど、青春的展開が無かった事に「ユージ君はやっぱりユージ君か。」と微妙な一言を言われました。ダン君はそういうユージ君が好きみたいです。)
夜になり川添道場では、ブレードブレイバーの殺陣を担当する役者の熱の篭った練習風景を
見学する珠姫と凛。映画版ではシナイダーも復活。「当たり前よシナイダーは、死なないわ。」
復活驚く珠姫に当然だと答える凛。映画にはシナイダーをフォローするシナイガール(名前は
ちょっと微妙)も登場。スーツアクターは藤村という華奢な男性が担当。小沢剣友会には女性が
所属していないのだ。(凛ちゃんは、シナイガールの台詞覚えているみたいです。それが後々
思わぬ事態を招く事になります。)
練習が終わりタオルを手渡す凛。「ブレイバーなんかやっつけちゃって下さい。」冗談を交わし
ながら剣友会メンバーと笑っている様子に、珠姫は凛の素顔を垣間見た。その間父親と小沢は凛と珠姫の事を魚に酒を交わていた。「どことなく大人びた雰囲気がある。珠姫は子供っぽい
から。でも仲良くしてくれればいいのだけど。」心配する父親だった。(凛ちゃんの中身は確かにやばそうだ。)
明日は午前7時にロケ現場に到着というスケジュール。珠姫と凛は就寝しようと部屋に
入った。「ブレイバーが好きなのね。どんな所が好きなの?」DVDを見た凛が質問した。「全部
です。正義の味方だし強いし格好良いしどんな相手にも負けないし。」好きな理由を熱く語る
珠姫!今度はシナイダーが好きな理由を尋ねようとしたが、もう眠くなったので寝る事に
なった。(VHDは何それ扱いですよ。)
午前5時起きという事で、目覚まし時計をセットする珠姫。しかしそれを見て凛が目の色を
変えた。理由はブレードブレイバー第39話「涙の東西友情!大阪大爆発!」で登場した
爆弾と同じ形だから。思わぬ形で話が始まったブレードブレイバートーク。(マニアックで一般人
ドン引きになってしまいます。)凛にとって爆弾を止めるシーンは名場面の第3位!(第1位は
シナイダー初登場。第2位は必殺シナイタイフーンを完成させたシーン)
すっかり寝る間を惜しんで、長々とブレイバートークで盛り上がる2人。中でも「武道館決戦」の
話。剣道を教えてくれた叔父が、実は敵だったと知ったレッドの剣先がショックで震えていた
場面が大好きな珠姫。そこにシナイダーが手を貸し、2人は手を結び敵を倒したのだ。すると
ブレイバーシナイダー論争は発展。第39話における爆弾の爆発処理シーン。珠姫はブレイバー
が止めたと主張。凛はシナイダーが止めたと主張!確かめるべく、もう一度見直す事になった。
(もう寝なきゃ駄目じゃないか。それにしてもヲタ女の子トークは、ガチで面白いなあ。)
そのシーンは赤・白2本の線があり、どちらを切るか悩むブレードブレイバー。「赤を切れ。白は敗北の証。剣士ならば赤を切る。」シナイダーの適切なアドバイスがあり、爆弾をストップする
事が出来たのだ。だから凛はシナイダーが止めたと主張したのだ。(私もシナイダーのアドバイスがなければ、爆弾は止まらなかったと思います。シナイダーはツンデレ。ライバルだけどいい
味方キャラ。最後には死んでしまうお約束もありますが、クールで格好良い惚れますよ!)
結局シナイダーの最期まで観続けて、朝5時になってしまった。結局ロケ現場へ移動する
ワゴン車の中で眠る事になった。ロケ現場に到着すると、監督と小沢が綿密なアクションシーンの打ち合わせをしたり、スーツアクターの剣友会メンバーは練習に余念が無い。「あたしここに
居て良いのかな?」ちょっと緊張しながら様子を観ている珠姫に、凛は飴をプレゼントし「邪魔
さえしなければ、別に大丈夫と。」緊張をほぐすコメントをした。
しかしアクシデントが発生。藤村が怪我をしてしまったのだ。シナイガールのコスチュームを
身に付けられる代わりはいない。「私シナイガールの段取り全部入っています。」いつも通って
いる凛が代役に名乗りを上げると、実力を知っている小沢達もそれを了承。その代わりエキス
トラの女子高生役は、珠姫が出演するまさかの展開になった。(小沢のおやっさんが、女子高生とかシナイガールとか出演って。それは自重しないと駄目じゃないですか。)
緊張している珠姫はリラックスする様に言われるが、ガチガチで台詞をかんでしまう。予定通り
凛がノリノリで登場。段取りを忘れてしまった珠姫に迫る凛は、竹刀を振りかざした。通常は
ここでブレイバー登場になるはずなのだが、シナイガールを見た瞬間思わずスイッチが入り、振り下ろされる竹刀を受け止め、戦いになってしまった。段取りを忘れあっけに取られるスタッフを
尻目に本気モードで戦う2人。互いをブレイバーとシナイダーと見てしまい周りが見えていない
所に、ブレイバーとシナイダーのスーツアクターを担当する、早見と森田がその場を納めた。
(珠ちゃんの大根演技にはびっくり。た・す・け・てが棒読みとは・・・・・)
「2人とも頭を冷やして来い!」小沢に怒られ、2人は頭を下げて謝罪し、撮影は一時中断
する事になった。珠姫は凛に謝罪したが、凛も「止めなきゃいけなかったのに、止めたかった
私のせい。」自分も責任を感じていた。ただ自分の中に何か珠姫を見てから変な感情が
湧き上がって来たのも事実だった。「強いのね!でも私の方が強いわ。私はシナイダーで
あなたはブレイバーだから。」凛はシナイダーは最初は負けたけど、それをバネに強くなって
行く様子を自分をトレースしていた。その気持ちは負けた事が無い珠姫には、わからなかった。
その後撮影が再開され凛は「珠ちゃん!」と呼ぶ様になり、互いに手を繋ぎながら撮影場所に
戻って行った。(俺がガンダムだ!発言じゃないかこれは。しかも百合展開だし。)
その頃剣道部員達は、それぞれの休日を過ごしていた。紀梨乃は「ウチの部が休日に自主
練習だなんて信じられない。珠ちゃんが入ってくれたからだよ。」積極的に活動する部員達の
様子に驚く心境を口にした。「それもあるけど、あんたが部を必死に支えた事もあると思うよ。でないとあそこに集まってないと思う。あんたはたいした奴だと思う。」紀梨乃の頑張りがある
から、室江高剣道部が頑張っていると評価した。(サヤはちゃんと見ているのですね。歌は
やばかったけど。私もキリノがいたから、室江高剣道部がまとまっていると思います。)
都は体力アップの為、段十郎と聡莉を伴奏にランニングをしていた。くじけそうになると段十郎の励ましを受け、必死に走る都。「マリンさん(?)は二刀を使いこなすのだから、体力は相当な
ものです。宮崎さんも鍛えて損はありません。」聡莉はキャリーの体力の凄さを予測。鍛える
べきだとアドバイスした。
「マリンじゃなくてキャリーよ!」キャリーが突然姿を現した。「あなたが走る分、私も走る。いや
それよりもっと。決して差は縮まらない。イコール私には勝てない!」突然の登場に文句を言う都に、絶対に勝てないと断言するキャリー。それを聞いていた聡莉が「そんな事は無いです。宮崎さんは、別人みたいに頑張っています。必ずあなたを倒しています。きっとその内には・・・・」
都も必死に頑張って、いつかキャリーを倒せるとフォローした。
都は公の場関東大会へ向けて互いの腕を磨き、打倒キャリーに執念を燃やしていた。そして
勇次の推測通り珠姫にもライバルが登場。その名は鈴木凛!「珠ちゃんあなた学校どこ?剣道部よね?じゃあ関東大会で会えるわね。その時今日の続きをしましょう。」帰りの車中で、関東大会で映画の撮影での対決の決着をつけるべく、挑戦状を叩き付けたのだ。
舞台は関東大会へ!ベクトルやライバルは違っても、そこに向かって突き進んで行く!ただ
虎侍の土産が、デパ地下の「ゴーヤ饅頭」というのはいかにも適当な気がしました。