あゆあゆ



 季節は2月朝起きた祐一は、いつもの様に大量の目覚まし時計がなっても起きない名雪を起こし

台所に行くと、いつものように「おはようございます。」と挨拶をする秋子が、自宅に戻っていた。再び

日常の生活が戻って来たのだ。(えっあんな事故で、何事も無かったかのような復活劇。秋子さん

オレンジ卿みたいになっちゃったのかと思いました。)

再び日常が戻り落ち込んでいた名雪は、すっかり元気と笑顔を取り戻り祐一と一緒に学校に走って

行く。学校に到着すると、祐一に「遅れるから少しは、ジャム食べるの我慢しろ。」と怒鳴られる名雪は

母親の秋子が、交通事故から回復し再び自宅に帰って来た事実を実感した。そこに香里がやって来て

「そうが相沢くんあのね・・・・・・・・」と言うと祐一は、栞とよく会っていた雪解けしかかっている中庭に

走ってきた。そして祐一の背後には「命が尽きる」と宣告された栞がやって来た。余命が無かったはずの

栞が再び学業を再会出切るほどに回復していたのだ。(学年は1年生で留年ですが)祐一は、元気に

なった栞に「よかったな栞、また病気が治った記念にパーティしようぜ!」と声を掛ける。すると我慢して

いた嬉し涙が流れ始め栞は、祐一に抱きつき「祐一さん私本当は死にたくなかったんですお別れ

なんて嫌です1人ぼっちなんて嫌です!」と本心を口にした。そして祐一は、優しく抱きしめてあげた。

 昼休み佐祐理と舞も再び学校に通学出来るようになり、再び階段の踊り場で祐一を含んだランチタイム

も復活した。佐祐理と舞はあれだけの怪我をしたにもかかわらず、卒業前に退院出来た事は「奇跡である」

というほど驚いていた。だがもう受験勉強するには、時間がなく2人とも浪人になりそうで、舞は佐祐理と

同じ獣医学部を目指し勉強するのだという。(メガネの舞は結構いい)そしてあゆの話題になると祐一は

「もう会えないと言っていたから、どこかに引っ越したのでしょう。」とはぐらかした。(奇跡がキーワード)

 放課後1人で街を歩いている祐一は「祐一さん。」と声を掛けられる。最初はあゆだと思い振り返ると

秋子に出会った。そして喫茶店に入ると祐一は、秋子が自己の後遺症も無く元通り回復した事を喜んで

いると、秋子は「先生方も驚いていましたこれほど早く回復するとはまるで奇跡だと!」と答えた。そして

「あゆちゃんどこにいるかわからないかしら。なんだか落ち着かなくて名雪も心配しているし。」とあゆの

居所を質問した。祐一は「俺思い出したんです。7年前にあった事、友達が木から落ちて病院に運ばれた。

俺は事情だけ聞かれて返された。駅前ででぼーとしながら座っていると名雪に声を掛けられた。名雪は

事故の事は知らなかった。俺は名雪に八つ当たりして、親と電車に乗ってその後は覚えていません。

久し振りに会っても秋子さんは、俺に気を使って事故の事は言わなかった。いつか木が切られた話を

したのは、俺が覚えているか確かめる為。木から落ちた娘の名前は、月宮あゆ。あゆはこの世にはもう」

と話した。しかし秋子は「それは違うわ!祐一さん誤解している、だって木から落ちた女の子は亡くなった

わけではなくて・・・・・」と言う。秋子の話を聞いて祐一は、あゆが入院している病院に行くと7年間眠り

続けているあゆと対面し、ひざから崩れ落ちた。

 季節は3月佐祐理と舞は、卒業を迎え旅立って行く。祐一は、お祝いに駆けつけ2人花束を渡し

二次会に誘われたが「後で顔を出します。」と言った。あゆには、誰かが語り続けて早く目を覚ませば

いいと思っていたのだ。あゆには、祐一だけでなく名雪・佐祐理・舞・香里・栞もやって来て世話をして

いた。彼女達もあゆは、大切な友人なのである。(あのあゆは、夢が実体化した人物なのだろうか。

目覚めないあゆの祈りが実体化したのだろうか?)

 栞は、スケッチをしながら「例えば今誰かの夢の中にいるって考えた事無いですか。夢の中の誰かは

1つだけ願いを叶える事が出来るんです。夢の世界で暮らし始めた頃は、ただ泣いている事しか出来な

かった。でもずっと待ち続ける事を止めなかった。そして小さなきっかけがあった。願い事はずっとずっと

待ち続けたその子へのプレゼントみたいな物なのです。だからどんな願い事も叶える事が出来た。病気の

女の子が治ったり、事故に遭った人を救ったり、怪我をした友達を助けたり。」と祐一に話すと「何故そう

思えるんだ。」と問いかけた。すると「大好きな人に笑っていて欲しいその為には周りの人も幸せで

なければ駄目でしょ。」と答える栞は、病気が治ってからずっとそう思っていた。

 その後もあゆの元を訪れ続けた祐一は、一緒に来ていた名雪に「今なら信じられる奇跡ってあるんだよ。

ファイトだよ!」と励ます。月日が経過し名雪・香里・舞達の進路が決まりそうになる時期になり、祐一は

「俺の声が聞こえているのだろう。」と必死に呼びかけていたがあゆは目を覚まさない。そこに舞が1人

で病室にやって来て「きっとこの娘は、待ち続けている祐一を。迎えに行って上げて。約束を果たせるのは

約束をした人だけだから。私の時のように!」とあゆを助けられるのは、祐一だけだと告げる。

 季節の移り変わりに自分の思いを持っていたあゆだったが、木から落ちた後時が全く同じ様な時を7年間

刻み続けていた、永遠の夜が続くように!一方祐一は、必死に走って「学校」と呼んでいたあゆが落ちた

木のあった場所にやって来た。そこには、プレゼントするはずのカチューシャがありそれを見つめる祐一は

あゆの幻(今までいたあゆ)との思い出を思い出しながら涙を流していた。現実を受け入れず、そばにいて

くれた幻の事を想っていた。それは自分の弱い心を隠す為だった。

 だがあゆは、目覚めたそれは渡していなかったカチューシャを渡した迎えに来たという出来事が起こり

起こったからかもしれない。それでも再びあゆは、祐一とともに歩みを進めて行く。再び2人の物語が始

まった。新たな友人もいてあゆはもう1人じゃない。時が静かに動き始めた!(本当によかった。ナユキ

ストの方は、ちょっと納得できない人もいたでしょうが!祐一が幻のあゆとの決別を表現し現実を

け入れたからこそ新しい歩みが始まったのでしょう

 ついに物語は、終結です。あゆが目覚めたシーンがあればもっとよかったのですが、個人的にはとても

感動し泣きまくりました。新しい祐一とあゆとのストーリーが観たいと思いました。それであゆの最後の

願いは自分なりには「祐一君がずっと笑顔でいられますように。」って感じかなって思いました。まあここは

視聴者の解釈でしょうけどね。京都アニメーションさん本当にありがとうございました。私は、この作品を

偏見なく、多くの人に感動して欲しいと思います。たとえ萌えアニメだから嫌いと言われても。


nayuki