今回のテーマは高校野球でした。感想としては、今までの出来が良すぎたのでちょっと薄い内容になって

しまったと思いました。まあ今回の悪役がプロ注目のピッチャーで自分の事の為だけに暴力事件を起こして

やられてしまった後輩は、死んでしまうと展開も極端すぎです。それで口裏を合わせるように言われた今回の依頼人の岩下君の様子も以前の話と違って、緊迫感がないのですよね。まあこれは演出や脚本の違い

だと思うのですが。しかも花笠のせりふがまたありえないこと「俺は、十年に一度の逸材だ」なんてそんなことを言わせてはいけませんよ。作品全体がしょぼくなってしまいますし、回数を重ねるにつれて段々とクオリティーが下がっているように感じます。せっかく人間のいやな部分やうらみを持った人間の心情を的確に表現しているいい作品であるので、これからクオリティーが下がっていくことはやめて欲しいですね。