「今、私は人間になるための活動中なんです。
人間活動、略してにんかつ?」

「にんかつって言われると妊娠活動と勘違いしそうだからじんかつとかにしてみるのはどう?」

「確かに、じゃあじんかつ。そう、私は今人間活動中なんです」

「どうしてまた?」

「だって、人間は人と人の間で人間でしょう?
でも、私は人と人の間にいられなかったみたいだから、
とりあえず人間になるためにはどうしたらいいかなって思って。
人間になるための活動をしようと考えたんです」

「なんかそういうのアニメであったね?」

「早く人間になりたい、妖怪人間ベ●ですね」

「そうそう、それそれ。え?ってことは自分は妖怪って考えてたりするってこと?」

「いや、そこまではないですけど、人としての感覚のズレから、
近しい思想として意識をしている部分はありますね」

「自分は悪魔だからって言ってたことあるしね」

「あれね、半分冗談、半分本気のね」

「十万飛んで25歳」

「デーモン小暮?」

「それ、みんなそこで止めちゃうけど、
デーモン小暮閣下までで一区切りなんですよ」

「そうなんだ、知らなかった」

「密かに崇拝していますので」


ここから何年経ったのだろうか。
私は今、人間になったのかどうかはまだよくわからない。


微笑む赤子の顔を見て、
何事もなく微笑み返し、
泣き叫ぶ赤子の声に、
慈しみを感じたりなんかして。


「母性?父性?なんだろこれ?」

って言ったら。

「母性でも父性でもなくて、
人としての自然的な感覚じゃないかな?」

っつってね。


「つまり、人間ってことかね」


「そうなんじゃない?よくわかんないけど」


「そうなんかね?よくわかんないけど」



よくわかんないけど。


雲の上で寝転がっているような?

知らんけど。

そんな感じ。



時々子供、時々大人。
でも子供っぽかったり大人になってみたり。

時々おじいちゃんおばあちゃんみたいな思考をしたり。

頭の中の難しさには定評があり、
一言では表現できない発達障害。


子供=大人≠発達障害



子供になれない、大人にもなれない、でも、止まれない。

人生の歯車は、羽ばたき続ける。



いい感じの止まり木を増やしたいなぁ。


ギッシギシになっても、
尖って自分や誰かを知らずに傷つけていたとしても。


一緒に理解し、自然と無理なく変化していけるように。


大人になるってどんなこと?


あー、まだまだ楽器はあんまり上手ではないけれど、
ときわ市民ホールで演奏会とか音楽ボランティアってあって。

今度やろーかなって思います。


その時はどうぞよろしく。
お誘い歓迎です。