「Chocolate cosmos」
多分このアルバムを聴かない日は無い…というくらい毎日聴いているのですが、何度となく聴いているうちに、それぞれの曲やアルバム自体の印象が、私の中で少しづつ変わってきているのを感じます。
後半から。
『マスカット』
ツツツ……という音と、一瞬遅れて入る(裏で入ってる!?)オルガン(かな?)で始まるイントロで、早くも魅惑の世界に滑り込んでいきそう💞
この曲、玉置さんそんなにエロチックに歌っているように思わないんだけど、なぜにこんなにも💕に聴こえるんだろう🤔💬
これは曲自体に秘密があるはず(笑)
Aメロのツツツ…とオルガンの音のリズムはまだ様子見な感じ。
で、Bメロにいくと、
朝焼けの空⤴︎⤴︎⤴︎に飛んでく
つがいの鳥⤴︎⤴︎⤴︎がはばたく
ふたりで⤴︎⤴︎⤴︎いようって
ひとつに⤴︎⤴︎⤴︎なって
見果てぬ⤴︎⤴︎⤴︎空に 何がある
⤴︎⤴︎⤴︎のところから一気に音が上がる感じが、なにかをひとつ越えた感覚。
なんだろうね(*^^*ゞ
大人への階段?(〃▽〃)💞
この曲、ずっと"道ならぬ恋…"だと思っていたんだけど😅
歌詞をよく見てみると、
父よりも強く
母よりも優しく
子供の頃のわたし
今までの家族愛から大人の愛を知っていく
一皮剥けて、つがいの鳥が羽ばたくように…
転調する辺りから聴こえてくる音が、なんか丸く弾けたものに感じる。
マスカットのイメージみたいに。
転調の部分が大好きで、何回でも転調して延々と歌ってしまいたくなるほど❣️
どこまでも階段登ってしまいそう(〃艸〃)💕
『花束』
あ~~ふれる🎶
玉置さんのファルセットにビックリ!
実はこの曲が、最初に聴いた時と聴き込んでからの捉え方が一番変わりました。
穏やかな流れるようなメロディー。
最初の印象はあまりよくわからない??
いい曲だなぁ~とは思ったけど、心にグッとくるかといわれたら、そんなにではなかったかも😅
昨年の大晦日。
少し長い距離、車を運転しながらこの曲を聴いていました。
あなたと あなたの
まわりの 大切なモノ
全てを 想います
わたしと わたしの
まわりの 苦しみや痛み
全てを 笑って
メロディーなのか、コード進行がそうさせているのか、視界がひらける感じ。
なんだろう……なんかジーンとくる😢😢
昨年、どのくらいかの間ほぼ毎日病院へ行っていた。
このコロナ禍、とても大変な時なのに笑顔で接してくれたこと、今までの出来事を思い返していたら、自然と涙が溢れてしまいました。
人生の道標。
玉置さんが今までいろんな経験をした中で、いろんな花に励まされてきた。
バラもあったかもしれないし、道端に咲いているすみれやレンゲソウもあったかもしれない。
その経験どれもが自分の人生のマイナスにはなっていないはず。
花たちからもらった力や愛を、今度は自分の愛として自分の大切な人に贈る。
あふれる想いを花束にして。
花には力がある。
そんな思いを込めてできた曲なのかも。
最後の方の玉置さんの力強い歌声を聴きながら。
あふれる涙と想いを、誰かに捧げる花束に出来るかな……💐
『ティンクル』
初めて聴く曲。
イントロ、ロックですねぇ。
曲調は「SPECIAL」みたいな軽快な感じ🎶
女言葉の歌詞を玉置さんが歌うと何だかかわいい
( * ॑˘ ॑* ) ⁾⁾
ノリノリで踊りながら歌う玉置さんを想像してしまいます(*^^*ゞ
聴き耽ってしまう曲が多いですが、この曲はふっと軽やかな気分にさせてくれますね。
『スコール』
これも初めて聴きました。
イントロなしで始まる歌詞から情景を思い浮かべる。
共に歩むと誓った日から、どのくらいの時間が過ぎたのだろう…
いろいろな分岐点、スコールのような突然の出来事もあったり。
でもその都度、その時の自分を見つめながら、人生の行き先を探す。
迎えにいくか?待っていようか?
探しにいくか?待ってるだけか?
夕日か?
それとも
朝日か?
うつむいて歩いてたこともあったけど
決して振り返ることはなかった
この部分の歌詞にハッとさせられます。
曲調としては、サビの辺りからいくつにもカーブしてくる変化球みたい(*^^*ゞ
一回曲がってまた曲がってくる?みたいなの(笑)
『忘れない』
このアルバムのトリを飾る大人の曲。
ガットギター一本での弾き語り。
一緒に過ごした日々、今でもそのぬくもりを感じられる。
やさしさがいつまでも
かなしみを越えずにいたけど
それでも、その思い出を胸に、少しづつ前を向いて歩いていけるのかな?
忘れない…
繰り返すこの言葉
最後は何となく強い気持ちも感じます。
「Chocolate cosmos」
確か副題は
(花言葉:恋の思い出、恋の終わり)
だったような気がします。
WOWOWでは~恋の思い出、切ない恋心
だったのかな?
最初にアルバムがリリースされると発表された時に、「恋の終わり」って( Ꙭ)!!
何となく不安な要素もなきしにもあらずだったのですが、アルバムを何度も聴くうちに、この「恋の終わり」は、愛する人との、切ない永遠のお別れ…のような気がして。
考えてみると、どの曲もそんな印象を受けるのです。