(選挙前小説) ツンデレな君がくれたもの 1 | にゃんにゃんのほのぼの日記

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彩side




「やっと終わったわー…疲れたー」



今日の仕事が終わり、ホテルの一室で気持ちよく伸びをしながらボーっとしていた。

そんな中、携帯がいきなり鳴りだした。



「ん?誰やろ?もしもし?」


「あ、さや姉ー?仕事お疲れ様!」


相手は珠理奈さんで、あたしは起き上がり電話をしながら荷物を漁っていた。


「珠理奈さん?…どうしたんです?こんな時間に珠理奈さんから電話って珍しいですね…」


「…話してないなって思ってさ、お互い…忙しいでしょ?」


「話すも何も…元々話しては…!!」


あたしはふと日付を見た。
見て、なんで珠理奈さんが連絡してきたかわかった。



「…もう、数ヶ月経つんだよね…」


「…総選挙、近いですからね。不安になったんですか?」



そう、もうすぐ総選挙で、珠理奈さんが不安になって電話したんだと思った。