転校生 45 | その瞳に映るもの
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その瞳に映るもの

新米トンペンが、一方的にホミン愛を叫ぶブログです。

2人が相思相愛でありますようにと本気で願うほどホミン愛が溢れていますので、ご了承下さい。

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BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 <the view from Changmin>

 

 

 

 

合コンを間近に控えて、ユノの心をどうやったらもっとしっかり掴めるのか考えていた

僕と出会う前、交際していた彼女がいたと聞いたし、こうして今は僕のことを好きと言ってくれているけれど、もしかしたら一時の気の迷いかもしれない

 

でも、僕自身は一時の気の迷いなんかじゃない

ユノのことはちゃんと男だと分かっているし、男としてユノが好きなんだ

最初は戸惑ったし、半信半疑だったけれど・・・

 

 

自分の部屋のベッドに腰掛けてぼんやりと部屋を眺めていて、ふとあることを思い付いた

ユノの心を掴むには全然閃きが足りないかもしれないけれど、僕自身で既に実証済みだから、全く効果がないわけではないと思う

 

明日、実行してみよう

 

そう思ったら急にやる気が出てきてしまって、夕飯のおかずを1品増やそうかな、なんて思った

 

 

 

 

 

 

 

 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

 

翌日、朝からやる気モード全開の僕は、いつものように駅前でユノと待ち合わせて学校に行く途中も、心なしか饒舌だったような気がする

 

授業にも集中できたし、お昼もヨンジェ君とくだらない話をしてユノを笑わせたりした

なんだか青春だなぁなんて、今更だけれど、ここでの学校生活が本当に楽しいと思えた

 

ユノの存在だけで僕はここまで変われるんだと思うと、ますますユノを愛おしく感じてしまう

 

 

 

 

そして放課後

 

昨日から温めていた計画をいよいよ実行に移す時が来た

 

今日も運良くヨンジェ君は用事があるからと先に帰ってしまったから、僕とユノだけで帰れる

どのタイミングであの事を言い出そうか悩んでいたのだけれど、結局決められないまま気付いたら学校の敷地を出ようとしていた

 

早く言わないと手遅れになる・・・

朝はあんなに意気揚々としていたのがまるで嘘のように、怖気づいてしまった自分が情けない

 

 

「ユ、ユノっ!!!」

 

 

意を決して声を掛けたら、ユノは僕が勢い良く名前を呼んだので少し驚いていた

立ち止まって僕の方を振り返って見ている

 

 

「どしたの?何か忘れ物でもした?」

 

「ううん、そうじゃなくて・・・

あのさ、今日、これから・・・

ユノの家に行ってみたいんだ」

 

 

僕の言葉がうまく伝わらなかったのか、ユノはしばらく僕の顔を見たままポカンとしていた

それから少しずつ意味を理解して行ったようで、切れ長の瞳がだんだんと大きく開かれていった

 

 

「・・・・・え!?

俺の家に行きたいって、今そう言ったの?」

 

「うん・・・ダメかなぁ

でもどうしても行きたいんだ

もちろん、長居はしないですぐ帰る」

 

 

ユノの反応が怖くてつい俯いてしまって、視界の端でユノが鼻を掻いたり頭を掻いたりしているのが見えた

これはきっと、困っているというサインだ・・・

 

 

 

「・・・いいよ、分かった」

 

「え、本当に?」

 

 

ユノを見たら、いつもの笑顔だった

 

 

「でもすぐ母さんに連絡しないと、急に行ったら怒られちゃいそう」

 

 

ユノは家に電話をすると、よし、じゃあ一緒に帰ろうかと言って再び歩き出した

慌ててユノについて歩くと、緊張が解けたせいか、再び僕は饒舌になっていた

 

 

 

駅を過ぎてしばらく住宅街を歩いていると、もう着くよ、とユノが言った

あぁ、どうしよう、自分から言い出してユノの家まで連れて来てもらったのに・・・

 

ユノのお母さんに会うと思うと、とてつもなく緊張してくる

 

 

僕たちが玄関の中に入ると、ユノのお母さんはすぐに姿を見せた

 

 

「ユンホおかえり~

お友達もいらしゃ~い」

 

 

見た瞬間にユノのお母さんだとすぐ分かるくらいによく似ていた

優しい目元とか、本当にそっくりだ

 

 

「母さん、友達のシム・チャンミン

今日はちょっとだけ部屋で遊んだら帰るから」

 

 

ユノが僕を紹介してくれて、それから部屋へ行こうとしたら、ユノのお母さんが急にユノを引き止めて何かヒソヒソと話していた

僕の方をちらちら見ながら何か言っているようで、ドキドキしてしまった

 

何だろう?僕の下心がバレてしまったのだろうか・・・

 

 

 

ユノの部屋に入るとすぐ

 

 

「チャンミン、ちょっと待ってて

母さんがまた来ると面倒くさいから、ちょっと言ってくる」

 

 

そう言ってまた部屋を出て行ってしまった

一人残された僕は、ユノの部屋をじっくり眺めた

 

 

空気を吸い込むと、ユノの匂いが胸いっぱいに入ってきて何とも言えない気分になる

ここで毎日ユノは自分の時間を過ごしていて、勉強したり、本を読んだり、寝たりしているんだ

 

ふと目に留まったベッドが乱れていて、ユノらしいやと思って笑みが漏れた

 

・・・今日は時間が限られているから、1秒だって無駄にできない

 

 

背後に音がして振り返ると、ジュースを持ったユノが立っていた

僕は、ユノとお母さんが似ている話を持ち出してユノに近付いた

 

何かきっかけがないとユノに触れられないから、と思ったら、思いがけずユノが驚いてしまって、そのせいでベッドに尻餅をつかせてしまった

 

 

「あ、ごめん!!」

 

「なんだよチャンミン、びっくりするじゃん

急に顔を近付けて来ないでよ・・・」

 

 

僕は慌ててユノに駆け寄って隣に座った

いきなりベッドでユノとなんて、予想外の展開だけれど、逆に良かったかも?

それなのにユノは僕から逃げるようにサッと立ち上がると、机の上のジュースを飲んだ

それから、僕がどうしてユノの家に突然行きたいなんて言い出したかを訊いてきた

 

 

「・・・・・・」

 

 

そんなこと、正直に言えるはずがない

 

だって、合コンでユノが取られるのが怖いから、なんて

ユノが女の子に目移りしたら嫌だから、なんて

チャンミンより女の子の方がやっぱりいいやって言われるんじゃないか、なんて

 

だから、ユノの気持ちを繋ぎ止めるためにユノの部屋に僕の記憶を残しておきたい

 

ユノが僕の家に、部屋に、ユノの残像をたくさん残して行ったように・・・

 

そのためにどうしても今日、ユノの家に行きたいって言ったんだ、なんて・・・

そんなこと、すっかりそのまま打ち明けるわけには行かない

 

 

ユノはそんな僕の心配を見透かすかのように、合コンのせいかと当ててきた

だから僕は、かいつまんで自分の心境をユノに打ち明けた

 

 

参加すること自体は嫌じゃないけれど、ユノが女の子に取られるのが嫌なんだ

 

 

それを聞いたユノは再び僕の隣に腰を下ろして、僕の手をそっと握り締めてくれた

それから、ユノも僕と同じように心配していると話してくれた

 

 

それから・・・

 

 

それから・・・

 

 

ユノに抱き締められて、僕も抱き締め返して・・・

 

 

ユノの首筋の匂いを嗅いだら、ユノは感じやすいのか

 

 

「・・・チャンミン、ダメ、それ」

 

 

なんて言うから・・・

僕の中の何かに火が点いてしまった

 

 

 

・・・ユノ、ダメ、それ

 

 

 

ユノの首筋にキスをして、少しだけ唇で甘噛みするようにして・・・

もう僕の体はユノの存在そのものに化学反応するように熱くなっていた

 

 

一度ユノは僕から体を離したけれど、僕はそれを許さずそのままベッドに押し倒した

もう、ユノが何を言っても僕の耳には入らない

 

 

ユノの熱い首筋に何度も何度もキスをして、甘い肌の匂いを胸いっぱいに吸い込む

それはまるで媚薬のように僕の体を駆け巡り、下半身がドクンドクンと脈打つのを感じた

 

 

 

もう・・・耐えられないよ

 

ユノを感じたいんだ

 

僕を感じて欲しいんだ

 

僕をもっと知ってよ

 

 

 

僕はキスを止めると、ユノの下半身に僕のそこが重なるように体勢を変えた

ユノのそこは、制服のスラックスの下で大きく膨らんでいた

そして、ユノの、戸惑いながらも上気した顔を見下ろした

 

 

瞳が潤んでいて、いつもの整った顔に甘さが加わって妙に色っぽい

ユノをこんな色っぽい顔にしたのが自分だと思うと、余計に興奮してしまう

 

 

「チャ、チャンミン・・・急にどうしたの?」

 

 

なんでそんな質問するんだよ・・・

 

 

「ねえ、ユノ、分かる?

僕のがどうなってるか、分かる?」

 

 

スラックスの中で窮屈そうにしているユノのそこに重なる、僕の・・・

触れ合うそこは、お互いの形が分かるくらいに硬く膨張していた

服の上からでも、熱い体温が伝わってくる

 

 

「分かるよ、チャンミン

感じてくれてるんだね」

 

 

ユノのその言葉に、ふと我に返った

 

 

自分から攻めていたから、ユノの戸惑う姿にどんどん気持ちが昂ぶっていたけれど、ユノから逆に攻められるような言葉を聞いて、途端に恥ずかしさが戻ってきてしまった

 

 

僕は、ユノの男らしい部分に直面するとダメなんだと気付いた

 

自分の、ユノに対する募る想いを自覚してしまうから

 

 

ユノはうろたえる僕に優しく微笑むと、僕の腰に両手を添えてグッと自分の方に引き寄せた

ユノの硬くなったそこが僕のにグイっと押し付けられて、あまりの快感に意識が飛びそうになる

 

 

「あっ・・ん」

 

 

思わずはしたない声が出てしまって、恥ずかしさで一気に頭に血がのぼった

 

 

ユノも同じように感じて、興奮してくれている

僕を想って、感じてくれている

 

 

『俺は、チャンミンしか見てない』

 

 

その言葉を聞いて、明日に対する心配が一瞬で消えてしまった

 

 

 

今日は、ユノの家にちょっと寄らせてもらうだけ

お母さんもいるし、変なことはしない

長居しないですぐに帰る

 

もうそれ以上のことはできないので、僕たちはそこで気持ちをセーブした

凄く辛くて苦しかったけれど・・・

 

 

週末きっと、僕たち・・・

 

そう考えると、胸が高鳴ってくる

 

合コンなんて早く終わってしまえばいいのに

 

 

もう僕の頭には、合コンの翌日のことしかなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※画像お借りしました※

 

 

 

 

 

 

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