BL表現を含みますので、苦手な方はスルーでお願い致しますm(_ _)m
カーテンの隙間から洩れる眩しい光で目を覚ました
そっか・・・アラームをかけずに寝ちゃったんだっけ
ベッドの中でもぞもぞしながら、今日は合コンだったことを思い出した
待ち合わせは13時だから急いで起きなくても大丈夫だけれど、念のため枕元のスマホで時間を確認すると、もうじき10時になろうとしていた
休みの日は親に起こされることもなく、好きな時間まで寝させてもらっている
もちろん家の用事があれば起きて手伝うこともあるけれど
ベッドに寝そべったまま大きく伸びをして、ぼんやりとした頭で昨日のことを思い出していた
昨日、突然チャンミンが俺の家に行きたいと言い出して、そしてここへ連れてきた
予想以上にチャンミンが大胆で、積極的で、色っぽくて・・・とにかく可愛かった
そして、俺が合コンで他の子に取られるんじゃないかと本気で心配してくれて、泣きそうな顔で嫌だ、なんて言って抱き付いてきて・・・
それから後のことを思い出すと、寝惚けた頭でも体は素直に反応してしまう
チャンミンが下半身を押し付けてきた時のあのなんとも言えない感覚
艶っぽい表情で、まるで挑発するように俺を見下ろしていた
身に着けている衣服が邪魔に思えて、いっそ素肌のまま触れ合いたいと思ってしまった
それが叶う日は、いつか来るのだろうか?
「・・・いや、まずは支度しないと」
よからぬ妄想を膨らましかけて慌てて頭を振ると、ベッドから出て洗面所へと向かった
支度を済ませて自分の部屋に戻ると、チャンミンにメールを送った
『おはよう
そろそろ出るけど、支度は済んだ?』
送信して返事を待つ間、なんだか落ち着かなくてそわそわしてしまう
合コンの待ち合わせが13時だから、軽くお昼でも食べようということで、実はチャンミンと先に会う約束をしていたのだ
『おはよう、ユノ
もう支度は済んでるから、いつでも出られるよ』
チャンミンからの返信を確認して、足元に置いていたカバンを掴むと部屋を出た
玄関に向かう途中で、母さんがいる方に向かって行ってきますと声を掛けた
遠くの方で行ってらっしゃいと返してくれているのを聞いてから、玄関のドアを開けた
チャンミンとの待ち合わせは、チャンミンが住む最寄の駅にした
そこならファストフード店もあるし、カラオケにも行きやすいから都合がいい
待ち合わせの駅に着いて改札を出ると、少し照れくさそうな顔でチャンミンが出迎えてくれた
昨日の今日で顔を合わせるのはやっぱり恥ずかしい
チャンミンの服装は、ベージュのサマーニットに黒のデニムで、長身で細身だからモデルのようだった
どうせならもっと手を抜いた格好にしてくれたら良かったのに・・・
「ごめんね、チャンミン
もしかして待たせちゃった?」
「ううん、僕も着いたばかりだから待ってないよ」
「そう?だったらいいんだけど
前に入ったハンバーガーのお店でいいんだよね?」
「うん、行こっか」
こんな時、恋人同士なら手を繋いだり腕を組んだりするんだろうけど・・・
俺たちは男同士だし、同じ学校の生徒がいるかもしれないし、友達として振る舞わなくてはいけない
「・・・なんか、寂しいね」
「え?どしたの、ユノ?」
チャンミンが心配そうな顔で俺のことを見ている
「いや・・・
俺たち、付き合ってるのにさ・・・
外では恋人っぽいことができないじゃん?
だから、寂しいなって・・・」
合コンのせいで少しナーバスになっているのか、俺は珍しく弱音を吐いてしまった
そしたらチャンミンがそっと近付いてきて、俺と肩を組むようにして片腕を回してきた
「なんだかいつものユノらしくないね
確かにちょっと寂しいけど、でも、気持ちは1ミリも離れてないよ」
「チャンミン・・・」
「それに、これから僕たち、女子と戦いに行くんだからね!!
そんな風に弱気になってたらダメだよっ
ほら、お昼食べて元気出そうっ!!」
チャンミンに肩を抱えられるようにしてハンバーガーショップへと連れて行かれた
普段は控えめに俺の隣にいるチャンミンが、ちょっと頼もしく思えた瞬間だった
同時に、女々しいことを言ってしまった自分を恥ずかしく思った
ハンバーガーを頬張りながら、俺たちは合コンのことなどすっかり忘れて楽しく過ごした
チャンミンは細い体に似合わず良く食べる方で、バーガー2つとポテトをペロリと平らげて、それでもまだ足りないのか、俺の食べかけのポテトにまで手を伸ばす
「あ、ちょっと、それ俺のだよ
チャンミンは自分の分もう食べただろ」
「ちょっとくらいいいじゃん、ケチ~
ユノがのんびり食べてるから僕に取られちゃうんだよ」
「・・・あれだけ食べてまだ足りないの?」
「うん・・・
ポテト、Lサイズにすれば良かったかな
・・・やっぱり買って来る」
そう言い放つと、サッとイスから降りてカウンターの方へと歩いて行ってしまった
あの体のどこにそんなカロリーを収容しているのだろうと呆気に取られて後ろ姿を眺めていると、カウンターに着いたチャンミンがメニューを見ながら考え込んでいるのが見えた
そして店員さんと笑顔で何か話をしている
どちらかと言うと可愛い感じの店員さんで、年齢は20代、大学生くらいだろうか
チャンミンが何か言っている言葉に笑顔で返していて、その様子がちょっと楽しそうに見えて思わず視線を逸らした
学校では先生以外に異性の姿はないから、こうして若い女の人と楽しそうにしているチャンミンを見るのは初めてだった
なんだか、見てはいけないものを見てしまったような気がして、胸の奥がズキンとした
「お待たせ
なんか色々悩んじゃって時間かかっちゃった
はい、これ、ユノの分」
テーブルの上に乗せられたトレイを見ると、ナゲットとジュースが載っていて、チャンミンはジュースを俺の方へスッと差し出した
「俺に?ジュース?
でもさっき買ったのがまだ残ってるけど・・・」
そう言いながらチャンミンが買ってきてくれたジュースを手に持ったら、物凄く冷たくてびっくりした
「わ、冷たいっ!!
これ・・・もしかしてシェイク?」
「うん、そうだよ
ユノ、アイス好きって言ってたから、シェイクなら近いかなって
僕だけ追加で食べてるのも落ち着かないから・・・」
「チャンミン・・・」
チャンミンのこういうさり気ない気遣いが、いつも俺の心を温かくしてくれる
俺が黙っていても何かプラスで返してくれて、痒いところに手が届くという感じ
言わなくても通じているような気がして、俺たちはやっぱり運命なのかもしれないなんて思ってしまう
「ありがとう
でさ・・・
さっき店員さんと、何か話し込んでた?」
こんな風に訊くのは野暮かもしれないけれど、やっぱり気になる
嫉妬深い男だとウンザリされるのを覚悟で訊いてみた
「ん?店員さんと?
あぁ・・・どのシェイクが一番人気か教えてもらってたんだ
僕は普段飲まないからよく分からなくて」
ちょっと恥ずかしそうに、まるでタネ明かしをするように話すチャンミンの姿に思わず胸が熱くなってしまって、それと同時に、やっぱり訊くだけ野暮だったと後悔した
信じていないわけではないけれど、目の前で可愛い女の子と楽しそうに話すチャンミンを見るのがこんなに嫌だと自覚して、これから合コンに行くことが改めて不安になった
「そっか、わざわざありがとう
チャンミンが選んでくれたから、特別に美味しいよ」
「良かった
ユノの喜ぶ顔が一番嬉しい」
チャンミンはそう言ってふわりと笑って、俺はそれを見ながら、この笑顔をずっとずっと独り占めしたいと強く思った
この笑顔を曇らせたくないし、戸惑う顔も見たくない
ただひたすらに俺だけを見て、俺だけに微笑んでいて欲しい
・・・なんて、こんなに俺は独占欲が強かったっけ?
チャンミンと出会って、今までにない自分がどんどん現れてきているのを感じた
「あ、そろそろ出た方がいいかも」
チャンミンが腕時計を見ながらそう言ったからスマホを覗いたら、もう12時半になろうとしていた
「わ、もうこんな時間か
とりあえず食べてから出よう
あと5分くらいなら大丈夫だから」
本音は、あと5分だけでいいからチャンミンと二人きりの時間を堪能したかった
ハンバーガーショップを出て、俺たちは待ち合わせ場所に向かった
緊張からなのか、不安からなのか、自然と会話が少なくなる
それでも、隣を歩くチャンミンの肩が触れたり指が触れたりする度にドキドキして、それはチャンミンも多分同じだったと思う
時折俺に向けられる視線は、自覚がないにしても、どこか甘さを帯びたものだった
待ち合わせ場所は、駅前の広場
中央に時計塔が立っていて、自然とその周りに人が集まるのは、大半の人がそこを目印にしているからだろう
俺たちも右に同じく、そこが待ち合わせ場所だった
「あ、ヨンジェ君もう来てる」
チャンミンの言葉にヨンジェの姿を探すと、かなり気合いの入った格好のヨンジェがいた
隣には、他のクラスの同級生がいて、恐らく4人目のメンバーだと思われる
女の子は・・・見たところではまだ来ていなさそうだった
ヨンジェのそばまで近付くと声を掛けた
気付いたヨンジェが軽く手を挙げて、隣の同級生が笑顔で会釈をした
「ユノとチャンミン、今日は本当にサンキューな
4人目のメンバーは隣のクラスのジェホンなんだ
チャンミンとは・・・ほとんど面識ないかな」
ジェホンとチャンミンが軽く自己紹介をして、女の子たちが到着するのを待った
ジェホンはヨンジェと雰囲気の似ているタイプで、俺も一緒に遊んだことはある
「ヨンジェ君たちは、どのくらいの頻度でこういうことしてるの?」
チャンミンが何の前触れもなくこんなことを訊いてきた
俺もヨンジェも一瞬固まってしまって、すぐに言葉が出てこなかった
気を抜いていたけれど、チャンミンは爆弾発言をすることがあるのを忘れていた
「えっと・・・どのくらいの頻度って・・・
そんなに頻繁ではないよね?ユノ」
「え?あぁ、うん
定期的にやってるわけではないからね
・・・ていうか、そんなこと知らなくていいよ
俺とチャンミンはこれが最後なんだから」
それを聞いたヨンジェが目を丸くして俺を見た
そりゃ当然のリアクションだよね・・・
「え!?
これが最後!?
なんでなんで???」
「色々あるんだよ、事情が」
怪訝な顔をして俺とチャンミンを交互に眺めて、ヨンジェが何か気付いたような顔をした
チャンミンはというと、不安そうな顔で俺のことをチラチラと見ている
「もしかして・・・
誘った時に気乗りしなかったのもだけど、既に彼女がいるとか?
または、彼女になりそうな子がいるとか?
・・・でも二人とも同時にってのは凄い偶然だよね」
「まぁそのことに関しては今はいいじゃん
女の子たち、まだ来ないのかな」
話題を変えて気を逸らしてみたら、ヨンジェが何かを見付けてそちらに向かって手を振った
その視線の方を見ると、女の子が4人こちらに向かって歩いて来るのが見えた
「すみませぇ~ん
遅くなりましたぁ~」
ヨンジェと連絡を取り合っていたと思われる女の子側の幹事だろうか、申し訳なさそうに顔の前で手を合わせて会釈をしながら近付いてきた
他の3人も後ろからゾロゾロと待ち合わせ場所に到着する
「結構待ちました?
ちょっと一人調子悪くて、途中で休ませてたんです」
そう言って後ろにいる子の方をチラッと見て、それからまたこちらを向いてにこっと笑った
ヨンジェにではなく、なぜか俺の方に向かって笑いかけるから、思わず視線を逸らした
「え・・・このまま参加して大丈夫なの?
無理してまた具合い悪くなっても困るし・・・」
ヨンジェが気にしてそう言うと、幹事の子はそれを手で制止して
「いいのいいの、大丈夫だから
だって今回の合コンで一番ノリ気なんだから
とりあえず、カラオケに行きましょう」
一番ノリ気・・・
つまり、合コンがしたいと熱望していた子
つまり、チャンミンに一目会いたいと言っていた子
つまり、俺が最も警戒すべき相手
見た感じでは、ごく普通の女の子にしか見えない
服装も、幹事の子はシフォンブラウスにミニスカートだけれど、その子は白いカットソーにデニム、足元はスニーカーだ
でもなんだか、チャンミンの好みに合いそうな気がしてちょっと不安がよぎった
「よし、じゃあ全員揃ったところで、カラオケに行きますか!!」
ヨンジェが勢い良くそう言って全員の顔を見渡してから、俺たちは合コンの会場となるカラオケ店へと歩き出した
※画像お借りしました※
皆様こんばんは♪
本日もご訪問ありがとうございます
XVツアーも先週スタートし、福岡公演が無事に終わりましたね
ホミンちゃんたちも帰国し、今頃ゆっくりできているといいんですけど・・・![]()
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私は来週11/19(火)東京ドームのみの参戦ですので、一夜限りの楽しみをじっくり堪能して来たいと思います!
そこでなのですが・・・
私、ド新米トンペンのため、予習復習に余念がなく・・・![]()
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ネタバレWelcomeでセットリストも時間さえあれば聴いております
そのため、ただでさえ亀更新のブログがさらに亀更新になる可能性が高いのです
合コンだ!となった途端に本当に申し訳ありません
(そんなに待っていただいていないかもしれないのに図々しくスミマセン)
全く更新しないわけではありませんので、そこはご心配いりません
(誰も心配していないとは思いますが図々しくスミマセン)
週末には有楽町ローソンにも伺う予定ですので、そのレポもアメ限でUPする予定です
それでは、寒くなって参りましたので、皆様どうぞご自愛くださいませ![]()
そして、今日もホミンちゃんが幸せでありますように♪
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