3月1日に29歳になりました。
例年、誕生日は特別な日と認識しているのですが、
こんなにも普通に過ごした日はありませんでした。
パートナーの、のりさんは私のために、
ディズニーランドに連れていってくれようとしたりとか、
ちょっとお高めのディナーに連れていってくれようとしたりとか、
アイデアを出してくれたのですが、
どれも私の本当に望んだものではない気がして・・・
今の自分を感じてみて、
出てきたのは「しごとがしたい」でした(笑)
今は、エネルギーコンサルだけでなく、
エネルギークリエイトのお仕事を色々といただいておりまして、
それも私のやりたい仕事しか受けないものですから、
どの仕事も気に入っているんです。
そのひとつひとつに、
エネルギーを込める時間がすごく好きなんです。
特別できらびやかなものよりも、
満たされた毎日のほうが今は楽しいんです。
だから、のりさんに「しごとがしたいです!」と伝え、
その日は一日、お家にこもって仕事をしていました。
私の心はとても満足でした。
のりさんも、私の気持ちを汲んでくれるし。
「あぁ、なんて満たされているんだろう!」
すると、自分の中から声がしてくるんです。
「うぅ・・・。あぁ・・・。」
「!?」
それは、私の中の「うらみのつぼ」からでした。
「うらみのつぼ」と私が呼んでいるのは、
簡単に言えば、
私が切り捨ててしまった「本音たち」を入れる場所です。
こんなこと思ってはいけない。
こんな風に感じてはいけない。
と、私がジャッジして切り捨ててしまった私自身を、
私が気づかないように隠しておく場所なんです。
最初は、「本音」をまるごと、
うらみのつぼの中に入れていました。
本音じゃない言葉を批判されたとしても、
それは本当の私じゃないから、傷つかない。
それが、当時の私の防衛手段でした。
だけど、昨年本音を引き出す色々なことを実験して、
ようやく本音が出せるようになっていきました。
それにより、うらみのつぼに隠していた、
ヘドロのような汚くなってしまった自分自身を洗って
キレイにしました。どれも、私だから、どれもキレイなんです。
これで、もう「うらみのつぼ」はなくなり、
「ひらめきのつぼ」に変わると思っていました。
確かに、「ひらめきのつぼ」も私の中で輝いているのですが、
どうやらまだ「うらみのつぼ」は消えていなかったようです。
私が本音を言うようになってからと言うもの、
相乗効果で私の周りには本音でぶつかってくる人が増えました。
だからこそなんですけど、
本音と本音がぶつかると自分を丸出しにするので、
ある意味「傷つくこと」も増えました。
心や体は本音を言えたことで安堵しているのですが、
頭は傷ついて泣いているんです。
頭は、必死になって、自分をよく見せようとしたがる。
本音を隠したがるんです。
これは、頭子ちゃん(理性)の役割です。
理性の役割は、簡単に言えば、この世界にラベルを貼る役割です。
人と比較することで自分という存在は○○だとレッテルを貼り、
また自分と比較することで、周りにレッテルを貼っていきます。
頭子ちゃんは、周りに劣ることがないように、
周りを見ながら、空気を壊さないように動こうとします。
最近は、私の中で心ちゃんのほうが主導権を握っているので、
なかなか頭子ちゃんの意見は聞き入れてもらえない。
頭子ちゃんの声を、 全部うらみのつぼにいれていたんです。
本音を言えない時は、心ちゃんの声をつぼに入れて、
本音を言えたら、頭子ちゃんの声をつぼに入れていました。
結局、同じことをしていたんです。
だから、今回はじっくりと頭子ちゃんの声を
聞いてあげることにしました。
最近の頭子ちゃんは、ずっと怒りを感じていたようです。
「あの人はもっとこうしたらいいのに・・・
あの人はああなればいいのに。
みんなどうして私の言うことを聞いてくれないのよ!!」
理性が、自分の世界を監視し、均衡を保とうとするので、
思うようにいかないと、理性はストレスを溜めていきます。
私の場合は、自分だけでなく人のエネルギーを観察する癖があり、
(その特性がアイドル評論につながっているのですが、)
人に向かうと強い束縛につながるので、まあめんどくさいのです。
頭子ちゃん!他にはどんなことが言いたいの?
「うまくできない。 私はもっとみんなを引っ張らないといけないのに。
ちゃんとできているところをもっと見せたいのに。
うまくできないのが、辛い。」
これ、OL時代にかなり落ちた時の原因でした。
うまくできない自分が嫌だから、努力をしてきたのに、
どうしてもうまくできなくて、逃げたくなって会社を1週間休んだことがあります。
もうおしまいだと思った時に、
会社の人たちがみんなで私に手をさしのべてくれて、
この時は再び立ち上がることができました。
当時と今では状況は違いますが、
またしてもこの感情がでてきていたようです。
頭子ちゃんの声を聞きながら、
私って、なんてめんどくさい人間なんだろうと思いました。
だけど、
「うまくできなくてもいい、めんどくさいままでいい、
逆に、まだ自分も知らない自分がいるんだよ。
君には、もっともっと可能性があるんだよ。」
と今度はこころう君(心)の愛で自分を包み込みました。
自然と涙が溢れていました。
心を大事にすると、今度は頭をないがしろにしてしまいがちですが、
それだけでも、うまくエネルギーは循環しないことが今回の件でわかりました。
やっぱり、頭も大事な仲間なんです。
心も頭もみんな好き勝手感じたり、考えたりします。
だから、めんどくさいのですが、 全部受け入れて、
「めんどくさい人間」として生きていこうと決めました。
これからは、もっともっとめんどくさく、
頭も心も身体も全部使って生きてみようと思う
29歳のスタートなのでした☆














