三重県津市の高齢者デイサービス、学童保育、児童発達支援、放課後等デイサービス、生活介護、医療児ケア・重心多機能事業所
あゆみ野・のぞみです。
2011.3.11
日本を襲った東日本大震災は、大きな被害をもたらしました。
震災で犠牲になられた方々、及びご家族、関係者の皆さまに深く哀悼の意を表するとともに、被災され今尚避難生活を余儀なくされている方々に心からお見舞い申し上げます。
この日が来る度に、私は、
今、生かされていることに感謝するとともに、
また次の1年、さらに前に進もうと
気持ち新たに決意します。
毎年、同じことを書いているので今年は割愛しますが、東日本大震災によって安濃津福祉会も大きな影響を受けました。
建設資材の枯渇によりデイサービス施設の建設計画が白紙になり、借金だけが残るという危機的な状況に陥りました。
追い詰められた私は、心身ともに衰弱し茫然としていました。
けれども、津波映像に紛れて放送された震災番組の中で流れた一文のおかげで私は再び立ち上がり、歩き始めることができました。
毎年この日が来ると、
その一文を思い出します。
昨日死んだ誰かが死ぬほど生きたかった”明日”」
(『カシコギ』趙 昌仁著)
この一文を思い出す度に、
私は、
今日という日をちゃんと生きたか?
生かされるに値する生き方をしてきたか?と自分を責めます。
災害の後に「自分だけが生き残って申し訳ない」という負い目や自責感を抱くことを、サバイバーズ・ギルトというそうです。
犠牲者の家族や被害に遭われた方々は勿論のこと、震災直後やその後の復興映像を見た多くの日本人が,当時抱いた感情だと思います。
あれから12年が経ち、普段は忘れていても、この日が来ると思い出されます。
私達にできることは、
東日本大震災の教訓を忘れず後世に伝え、
死んで行った人達の思いを私達の人生に載せて、
子ども達の為に、地域の為に、日本の為に
今日を精一杯生きることだと思います。
明日へ、
前へ、前へ進んで行こうと思います。
これからも一生懸命に頑張って参ります。
安濃津福祉会を応援してください🙏