モンゴル同窓会でした〜♪

人類と家畜の乳利用による共生のはじまりを考える勉強会。

 

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去年夏のモンゴル旅 川上勝さんが撮影してくださいました。

 

#ミルク一万年を探る旅

🥛小長谷有紀先生と来年はブルガリアとルーマニアに行きますぞ〜!

 

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読書会の様子〜〜

3月3日ひな祭りの日

みんなでお菓子や乳製品持ち寄り〜
おいしくいただきました。
あ、それはそうと「いただきます」という食事の前の挨拶は、
戦後の給食から始まったとか!?
 

 

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野生動物の狩猟から家畜への移行はいかにして進んだか

 

RCアンドリュース ←インディジョーンズのモデルとなった。

ヤギの乳を飲むガゼル

ガゼルの足が長いので母ヤギはブロック状の台の上に乗っている。


 

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羊乳のお菓子

 

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ウルムに似たやわらかい乳製品

「牧夫フランチェスコの一日―イタリア中部山村生活誌」

いかに自由がなく過酷な労働であったか

まだ読んでる途中ですが、フランダースの犬を思い出しました

 

 

 

「牧夫の誕生」谷泰先生をテーマに読書会。

 

 

「牧夫フランチェスコの一日」

 

 

「人類学者は草原に育つ」小長谷有紀先生

 

 

去勢はなぜ始まったか

畜産の世界でオスは、飼養管理上からも食肉としても去勢が当たり前である。

はじまり説として有力なのは #livestock という言葉が示している通りではないかなと思った。

生きたまま保有する、それが財産。

家畜の群れは食糧であると同時に兵力でもあるから保持しておいて必要なときに食べる。

モンゴルの遊牧民は軍事力として国境警備隊的な役割も担ったいう話を聞いた。

大陸の歴史は常に勢力争いの歴史という観点からも合点がいく〜

 

 

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読書会でテーマの一つとなったのは、

家畜(動物)の命を断って食べることを、人はどのように解釈し折り合いをつけて来たか。

様々な戒律で、何はよし何は禁止というのがあるけれど、

それらはほとんど後づけの理屈のようであった。

人類はいつの時代も、動物の「死」を以て自らの「生」の糧にすることについて悩み、罪悪感から逃れる道を探しながら進んで来たのだろう。

ゆえに祈りを捧げて赦しを乞うたり、

一部を禁止することで折衷案を見出そうとしてきた。

しかし

動物はだめで、植物はよいのか。

クジラはだめで魚はよいのか。

人間に近いもの(哺乳類)に対する愛着が、勝手に人間の心に湧き起こるゆえにかわいそうだと思い、でも食べないわけにいかない(食べたい)から

かわいそうだってことをなしに(気づかないふりを)して、食べてよいものと見なしてきた。

そもそもなぜ罪悪感を抱くかというと、

人間に、愛着や慈しみ、愛玩の気持ちがあるからだ。

ライオンはおそらく躊躇なくガゼルを見たらガブリといくだろう。

ということは、人間の心が罪の意識をつくり、そのまた心が罪をかいくぐる規律を編み出してきた。

なんのこっちゃ。

だけど人間が集団にならなければこれらのルール(大義名分)は生まれなかっただろう。

一人だったら、

あ、イノシシだ。

石を投げて、

食べる。

そこに罪も赦しもない。

食うか食われるかしかないからだ。

罪の意識が芽生えたのは、他者の目が気になることと同時に(都市化)

食べものに生き物に謙虚な姿勢であるともいえる。(文化)

 

人類の歴史のほとんどは飢餓との闘いであったから、

「食」が生存のための栄養補給だった時代は、ありつけるだけで感謝、ひたすら満足であった。

でもいまは、食の意味が変わってきた。

選べる時代において

何を食べるのがよしで、何はいけないのか。

たどりつけない答えを探し続けるのが現代の人類のテーマなのだろう。

 

以上独り言〜。

ついでに。

少なくとも「食育」は、栄養バランスや、個人の食生活など分断した教え方では伝えきれない。生き物の命のつながりだけでも語れない。

それに関わる人間の仕事、生き方、暮らし、地域もからませていかないと。

わたしたちはサバンナに暮らす生か死しか選べない動物たちではないから。

 

書き出すときりがないのでこのへんで〜〜。

 

 

 

懇親会は築地の中華料理@青蓮

#モンゴルに見る持続可能な畜産

#人類と家畜の共生

#ちょい借りする相手

#シェアリングエコノミーじゃないか‼️

#SDGsと酪農

#自給飼料

#草地と五畜と移動

#長〜〜〜いトモダチ

じぶんメモ〜

 

 

 

ベジアナ@サステイナブルアナ*あゆみ