Simplog

内山節先生の哲学講演会でした。
群馬県上野村と東京を行き来しながら自然と人間、労働、むらの共同体、仕事と稼ぎの違い、土着の信仰など思索を続ける在野の哲学者です。

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人口1300人の上野村には農村らしさ求めて20万人の観光客が来る。
村は一農協、一森林組合を守っている。
むらの神仏を守るため神社本庁から脱退。
実は明治神宮も脱退。
地方創生を考えるとき、平成の大合併を見直し、今一度、市町村の分割の必要性が生じる。
ドイツの経済学者 ゲゼルの唱えた「劣化する貨幣」。
お金に、もうちょっと後ろへ退いてもらう。
中世の戦争によって生まれたのは、「食べ物を作らない人達」。
書ききれませんが、おもしろいお話したくさんありました。
経済、合理性ばかりではなく、社会を哲学的に思考する、自然哲学の第一人者に伺う貴重な機会でした。
おやつに出た冷たいお汁粉美味しかった~~。

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王子神社の親水公園、欝蒼とした緑にびっくりしました。
わたしも野菜を哲学し~~ようっと!

書いてみたものの、野菜を哲学するってなんなんだ。
野菜の存在意義。
野菜の無とは。(蕪に似ているな~とか)
野菜はなぜ生まれ、どこへ行くのか。
まあこんなふうにしてベジ哲学ごっこするだけでも楽しいですね~。

追伸)
自由貨幣のシルビオ・ゲゼルさん。

劣化する貨幣、自由貨幣なんて、今まさに考えるべきおもしろい思想ではないか~と恥ずかしながらwiki調べたら、ななななんと

作家のミヒャエル・エンデはゲゼルに影響を受け、代表作の『モモ』は彼の思想から着想を得ている。
だそう!
あの時間どろぼうは見えない姿でわたし達のそばにやってきていたのです。
内山さんいわく、昔は農作業が今より忙しかったはずなのに
春・夏・秋祭りのために毎回1週間準備に費やしていた。
今では、たった一日でさえ祭りの準備に時間をさける人はいるだろうか。
現代人が時間をとられる理由は、インターネット。
「わたしはメールぐらいしかやりませんが、迷惑メールを削除するのにさえ時間をとられる」(笑)
最近iPhoneの迷惑メール削除が、朝起きて一番の仕事のわたしは本当に笑いながらうなずきました~。
モモ、もう一度読み返さなくちゃね。
ベッポじいさんでしたっけ。お掃除のじいさんがたまらなく好きでした。
と言いながらブログを書いてインターネットで発信しています。うふふ

ベジアナ