image

川内村の朝です。書きたいことたくさん。
{70D9736C-86CF-425A-A4DC-7BCC373373D1:01}
字が薄れていますが、「献穀米斎田 御由緒…」までは読み取れます。天皇家に献上するお米、大嘗祭の供え物にする穀物を作る田という意味です。
そのお米を作るのは…
{0ED5305F-B4D2-4F5D-876A-FD01AA1D162C:01}
こちら。秋元美誉(よしたか)さん宅。
昔の農家の造りの間口の広い住まい。

{658F18F0-887F-4342-A605-7D7597145CBA:01}
秋元美誉(よしたか)さんとソノ子さん
川内村
{6192832A-C7EA-413C-A661-7A23D36693FC:01}
その日14日は小正月を前に、飾り餅を枝に飾り付ける日でした。
{90222B73-7200-46C4-9BE3-80855FB7D292:01}
居間の天井2辺にそって張り巡らされる長さ10メートルはあろうかという神棚に、ご先祖様、榊、鏡もち、神様、お札が古式にのっとって飾ってあった。

{9F4769A1-A2B2-4FED-B271-6318B408FCCD:01}
大黒様、恵比寿様、榊、鏡もち、仏様が順に並ぶ。
妻・ソノ子さんのノートには、そのお飾りや鏡もちの並べ方を図に細かく記してあった。

{8248381D-5701-49BD-8D1D-FCE32BA156B3:01}
鏡餅は白い菱餅、あずき色の菱餅、白い丸餅です。
それぞれ意味するのは、下の段から
白い四角  =田んぼ(お米)
小豆の四角 =畑(野菜)
白い丸   =お日さま
「いちばん大切な物をお供えするんです。農家だけじゃなくて誰にとってもだいじなものです」と秋元さんが当たり前のことと淡々と教えてくれたのを聞いて、わたしは、いま思い出しても、
土と土からの恵み、そして太陽への感謝を、福島の人から教えてもらっていると思うとやはり、
胸に来るものをおさえ難かった。
{3F664BA6-44DF-493D-962E-8A5ACAEA3DB1:01}
ソノ子さんは、家の仕事って毎日忙しいんですと言いながら、
手作りの小豆と栗の羊羹、小豆の黒豆煮、たくわん、唐辛子の白菜付けをお茶請けに並べて下さいました。

本来地域では農耕神事に習って年に40回餅つきをするという。

10日に1回以上、祭り事があるのだ。
代々続く農家でも秋元さん以外で継承されている家は、もうあまりないのかもしれなかった。

{9F1EC875-423C-4F89-8A2A-3368D121E78B:01}
秋元さん夫妻と井出茂さん。
{70E687D9-60E5-4B75-97BF-80A9465F3499:01}
前夜は小松屋(井出さん)に宿泊しました。

{3F7BBEE4-9B6B-46AE-882E-BDB02AF5D4B7:01}
秋元美誉(よしたか)さんの合鴨農法で
お役目を果たした合鴨さんの鍋。

{F30DA365-5C24-4E06-8B52-D9B8C386E53E:01}
天山の蕎麦
{0F448BC8-4A7C-427C-84E3-8A2D7B22ED28:01}
合鴨づくし。

{8001302A-FC2F-43FF-9CBB-D51DBB044557:01}
福島県いわき市で医福食農連携セミナー
キースタッフ鳥巣さんの招きでお話させていただきました。

いわき市のみなさん
川内村のみなさんありがとうございます。
また参ります。

ベジアナあゆ