ー3/23半田公演、終演ー


せっかく安城に行くならば半田でも弾けたらいいな、と急遽思いついた公演。



まさに1年前、「半田に帰るなら、南吉さんにゆかりのある安城でも試しに弾いてみよう」と開催してしまったときの逆バージョンです。



プラネタリウムでの演奏。
この日を迎えるまで、わくわくしていました。


リハーサル中




宮沢賢治さん✕新美南吉さん。
1つ目のシーンは、二人の作家と、宮沢賢治さんの詩と、ベートーヴェンのつながり。
2つ目のシーンは、二人の作家と「新世界」のつながり。


事前の打ち合わせのときに、「照明の関係で、楽譜が見えにくいかもしれない。特にピアノは難しいかも」と教えていただいていたので、事前に付箋を貼って工夫していたのですが、それでも一部、演奏に支障が出たところがありました。
何とか立て直したものの、ごめんなさい。




終演後、温かいメッセージを書いてくださっているお客様もいらして、心に沁みました。
また、「次回公演以降に向けて公演案内していいよというお客様のみで」とお伝えしていたにも関わらず、お伝えくださったお客様にも、感謝申し上げます。



ピアノでの新美南吉シリーズはこれからも細く長く続けていきますし、今回開催してみて、プラネタリウムでできること、半田でできることというのは、南吉さんに限らず存在しているようにも思いました。
初めての異空間に慣れるのに精一杯でしたが、実際に取り組んでみて、プラネタリウムとピアノの融合には選曲次第で工夫の余地があると思えたので、今後、現地でまた試行錯誤してみたいという思いはあります。



公演の存在を見つけて、足を運んでくださったお客様、会場のスタッフさんに、本当にありがとうございました。
またいつか企画できたとき、お時間合えば居合わせていただけると嬉しいです。



今回、初めて宮沢賢治さんを兼ねました。
11月、日程未定ですが、滋賀で宮沢賢治さんをテーマにリサイタルを開催予定です。
今住んでいる関西で頑張らねば、愛知に帰れる余力がありませんので、やれることを一つ一つクリアしていきたいです。








今後の演奏会予定


5月25日
ピアノリサイタルⅩⅣ「かの名はホーゼンフェルト “将校になっても人で在りたい”〜戦場のピアニスト〜」
@奏美ホール(滋賀県大津市)
最寄り駅は大津駅。京都駅より大津駅まで約9分なので、他府県からご来場いただきやすい場所です。

映画「戦場のピアニスト」より。音楽鑑賞だけではなく、人権教育をテーマにした題材です。イープラスにて販売中。



5月25日
ピアノリサイタルⅩⅤ「滋賀の魅力に触れるvol.3巖谷小波と紫式部」
@奏美ホール(滋賀県大津市)
最寄り駅は大津駅。京都駅より大津駅まで約9分なので、他府県からご来場いただきやすい場所です。



イープラスにて販売中。