先日、姑が近々、友人たちと桃狩りに行くことになりました。
おいしかったら、長男にも送りたいから、その頃在寮しているかどうか、
そもそもほしいかどうか、私に聞いてくれと言います。
寮母さん、寮生の皆さん合わせて20人近く、全員に食べて頂けるように送ってくださるとのこと。
息子に電話したら、研修旅行の時期でないので大丈夫とのこと。
来週頭には、北の大地にいる息子においしい桃が届くと良いのですが・・・
ここまでは良かったのですが、姑からわたくし、お説教をいただく羽目に
長男に、「たまにはいろいろな物を送ってあげている?」
と聞かれた私は、「ほとんど送ったことはないよ~」と答えました。
「そうでしょう~?そうだと思ったわー。冷たいね~ 」
「子どものこと、かわいくないの?」
「かわいいけど・・・ ちゃんとお金仕送りしているし、聞いても別にほしいものないっていうし、向こうでなんでも買えるから、こちらから送るのも送料が勿体ないし・・・ 」
「送料が勿体ない?? そんなこと思うの?」
と呆れられてしまいました(>_<)
(あっ、別に凹んでいる訳ではないですから、ご心配なく )
そういえば、息子が大学生になった頃、寮に戻る度に、寮母さんや寮生へのお土産をどっさり持たせるように、姑から私に指令が飛んでいた。
当初は、お土産の銘菓を持たせていたけれど、「皆ほとんどお土産を持って帰らないから、俺だけが毎回はいいよ」と息子に言われ、いつしか私も横着して手土産を持たせることもしなくなっていた。
このことも、姑は納得できないでいることを私は知っている ^^;
息子は帰省する度に、おいしい北海道のお菓子を手土産に帰省してくれる。確かに、これは嬉しいけどね♡
そういう訳で、なぜかタオルがいるだろうとおばあちゃんは思うようで、長男のところにはおばあちゃんから何回か頂いた、使わないタオルが山積みだそうな^^;
「邪魔なら持って帰って来ていいよ^^;」という私に
「なんでこんなにタオル持ってるの?って寮生には驚かれるけど、別に収納できてるからいいよ」
と息子。
長男が短期留学でシンガポールに行った時もリュック一つで行って、ホストファミリーに、息子の荷物のあまりの少なさを驚かれた!
語学留学のくせに筆箱も持たずに行ったから、なにしに行った?って話しですけど^^;
息子は、好きでわざと荷物を極限まで減らしたらしいのだけれど、
そのことを聞いた姑が、不憫に思ったのか、早速スーツケースを買ってきた。
海外旅行用のゴールドオレンジのスーツケース
(どうみても、おば様色なんですけど・・・ ) と私の心の声
「この色、誰も持っている人見たことないから、空港で見つかり易くていいよ(^^)v」 と姑。
(お母さんなりに考えて良かれと思ったのね^^; でも、息子の好みも聞いてあげてほしかったなぁ) と私の心の声
「気に入らなければ、交換してもらってくるよ」とこそっと息子に耳打ち。
息子は、ひと目見て絶句してましたが
「本当はシルバーとか黒とか無難な色が良かったけど、まぁいいや。せっかくだから、ありがたく貰っとくわ 」 と私に耳打ち。
おばあちゃんには何も言わずに 「おばあちゃん、ありがとう」 と笑顔で受け取ってました。
後日、同世代の仲間の人たち5人と会食しているときに、下宿先のお子さんに物を送るか聞いてみました。4人が、お子さんの下宿経験あり、もしくは現在も外に住まうお子さんがいます。
4人とも「ほとんど送ったことない」という返事でした。
今は昔と違ってコンビニもあるし、子どもにも好みがあるからと言う理由。
消耗品の食料でさえ、好みがある。
「子どもが具体的に送ってきてほしいものがあると言ってきたときは送ってあげるけれど、そういう場面もほとんどないよね~!!」
と意見が一致。
「我々の親世代は、下宿先の子どもに物を送ることが愛情表現だった時代なんだね。」
「その考えは、変えることはできないし、変えなくてもいいんじゃない?^^; ありがたい話しだしね」
「そう、そう、 世代間ギャップだと割り切るしかないね ! 」
ということで、話は落ち着きました。
まぁ、私も男物のかっこいい洋服を見ると、息子にってついつい思います。
でも、「服は自分で選びたい」といつも言っている息子ですので、そこはぐっと我慢して、洋服の前を通り過ぎます(^_^メ)
自分が良いと思うものでも他人が喜んでくれるとは限らない・・・
物を贈るって、とても難しいですね