こんにちは!
自然食品の店、
レンドルフ西千葉店の千葉です☺︎
人間の味覚についてお伝えしています♪
コチラもご覧下さい↓
今までお伝えしてきた事と重なる部分もありますが、
本日も、音と味覚についてのお話です。
レストランで食事する際、
私達は、料理の味、見た目、香りなどを感じています。
が、それだけではないんです。
最新の研究によると、
料理に直接関係のない「音」も、
味覚の感じ方に影響を与える事がわかっています。
具体的に…
*100デシベルの音量
→味を感じにくくなる
(100デジベルとは、レストランの従業員が耳を痛める可能性のある音量)
どういう事でしょうか?
復習も兼ねて、見ていきましょう~
■音と味覚の関係 研究結果
⑴音が大きい場所では味を感じにくくなる
*オックスフォード大学での実験
一方は、
大きい音のホワイトノイズを聞きながら、
チップスとクッキーを食べる
もう一方は、
無音の中で、チップスとクッキーを食べる
実験の結果、
大きい音を聞きながら食べた人
→塩味や甘みを感じにくかった
塩味や甘みを感じにくくなれば、 当然料理全体の味の感じ方も変わってきます。
別の研究では、
大きい音が聞こえていると相手の話を理解しにくくなるということもわかっているそうです。
音は私達に大きな影響を与えているんですね。
⑵音がある方がおいしく感じる事もある
*「うまみ」だけは例外⁈
先に記したように、
「塩味」「甘み」は騒音で感じにくくなる一方、音が大きくてもよりうまみを感じやすい場合があるんだとか。
例外1.飛行機の中
飛行機の中は通常80デシベルほどの音が常に聞こえています。
この状況だと、地上で食べるよりも、
よりうまみを感じやすいというデータがありました。
んん…
塩味、甘みは少なくてもうまみは増すんですね?
例外2.目と耳による情報
海の上にあるような見た目にしたシーフード料理を食べる時、
ヘッドフォンをして、海のさざ波や、かもめの鳴き声を聞きながら食べてもらった結果、
食べた人はシーフードをよりおいしく感じたとのデータがありました。
⑶音楽は味のイメージに影響を与える
*スコットランドの大学による心理学研究
「パワフルで重厚」「複雑で繊細」「元気ですがすがしい」「メロウでソフト」の4つの音楽を聞きながらワインを飲み、味を表現する。
実験の結果、
ワインの味の表現
→誰も音楽には触れていないが、それぞれ聞いた音楽のイメージに影響されていた
聞いていた音が、無意識のうちに味の感じ方に影響した事がわかります。
冒頭の台詞に戻りますが、
レストランで食事をする際、
私達は、料理の味、見た目、香りなどに加え、音も感じています。
ただ料理の味だけを感じているのではなく、
その店の雰囲気、料理をとりまく様々なものと一緒に、味を感じているんです。
※音の影響や味の感じ方に個人差はあります
料理そのものはもちろん大切ですが、
おいしく料理を食べたい人、
食べてもらいたい人は、
音楽にも氣を配ってみてはいかがでしょうか(^人^)
今日も、素敵な1日になります様に★
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