はじめまして(^∇^)
これから、ピアノデュオにまつわるドラマを?!ご紹介していきます。
私たちの、バトルする連弾演奏の舞台裏も(笑)
1台のピアノを2人以上で弾く”ピアノ連弾”と聞いて、どんな演奏姿を思い浮かべますか?
先生が、生徒さんに「1,2,3!急がないで!そう上手上手!」と声を掛けながら一緒に弾く姿。
有名なモーツァルトとナンネルの肖像画のように、兄弟、姉妹で肩を寄せ合いながら弾く愛らしい姿。
男女がまるでフィギュアスケートのペアのように、心と体を一つにして音楽を奏でる甘い演奏シーン。
他にも、色々な連弾の演奏姿を思い浮かべられるかもしれません。
ピアノ連弾は、子供から大人まで様々な組み合わせで一緒に演奏できます。また、一緒に演奏する相手が変われば、音楽表現も、無限に変化していきます。
一人だけで弾いている時には、決して味わえない音楽体験!
これがピアノ連弾の最大の魅力ですね。ピアノソロに役立つ効用もたっぷりあります。
嬉しいことに、偉大なる音楽家たちは、ピアノ連弾のための作品を膨大に書き残してくれました。
作曲家本人もピアノ連弾をした時に体感できる、「音楽を共有できる喜び、楽しさ」に魅了されたのでしょうね。
それらピアノ連弾作品も、ピアノソロ曲と同様に、様々なジャンルがあります。
☆ディアベルリやグルリットらが作曲した、先生と生徒で弾く、
「音楽教育目的の連弾作品」
☆シューベルトや、フォーレの名作「ドリー」のような、
「ピアノ連弾のためのオリジナル作品」
☆オーケストラのための作品を作るにあたり、作曲家が試作用に作ったピアノ連弾版、また他の 演奏形態の作品を連弾で弾けるようにした、
「ピアノ連弾編曲作品」
☆複雑に交差する4本の手や、体の動きで、視覚的な演出効果もある
「ピアノ連弾ショー(show)作品」
4つ目は、私たちがコンサートで取り上げている注目のジャンルです。モーツァルトとナンネルの手元に注目されてください!!
互いの手が交差しているではありませんか!モーツァルトたちは、連弾ならではの視覚的な「技」でも、観衆たちを楽しませていたのかもしれません。
時代を先取るエンターティナーでもあった、モーツァルトらしい連弾の姿です。
ピアノ連弾、2台ピアノの作品は、愛奏されている作品以上に、まだまだ知られざる作品が眠っています。
秘宝と出会ったときのドキドキ感は、なによりの喜びです。
こちらで、ご紹介いきたいです。
デュオの世界への旅がはじまりました。さあ!ご一緒に出発しましょう
”熊谷麻里先生ピアノ教室主催のトークコンサート”にて。 (写真:竪山真文氏)
”ラ・フォールジュルネ・オ・ジャポン”にて (写真:武田淳氏)