あっという間に大好きな金木犀が散ってしまいました。
花の生命は短し。
また来年、楽しみにしておきます。
娘はあのあと熱も下がって、すぐ元気になりました。
療養期間が終わるまで暇そうでしたが、
1日半ほどの発熱だけで済んで本当に良かったです。
そんなこんなで色々と生活が落ち着いてから、
10月13日に公開された石井裕也監督作品『月』を観に行きました。
相模原で起こった障がい者施設殺傷事件を題材にした映画です。
実は私、この作品に看護師役として出演させていただきました。
2シーンだけですし、セリフもなく表情だけですし、観ても身内しか気付かないぐらいなのですが。
それでもかれこれ10年以上普通の生活をしてきたので、めちゃくちゃ緊張しました。
緊張しましたが、映画の現場にまた携わることが出来て本当に嬉しかったです。
石井監督や一緒にガールスパークスに出た方と久しぶりにお会い出来たことも嬉しかったです。
私にとって一生忘れることのない経験をさせていただきました。
映画は、非常に重い内容です。
衝撃的なシーンがいくつもあり、観終わってからもなかなか頭から離れない状態でした。
子を持つ親の立場から観ると、辛かった。
私の娘の病名はお話ししていないので全てを語ることはしませんが、辛かった。
このような事件は二度と起こってほしくありません。
様々なご意見があると思います。
すでに観た方、反対に観られない方もいると思います。
石井監督が覚悟を決めて取り組んだ作品です。
いつかまた監督とお会い出来たときに、この映画の話をしたいなと思います。