平手への愛ゆえの苦悩 | ジェイブログ AKBG & 坂道シリーズのファンサイト

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前回の欅坂の平手に関する記事には反響がありました。

 

 

その中で特に気になったことがあります。

 

 

ひとつは「あなたは結局平手が好きなんですか、

それとも嫌いなんですか?どちらですか?」というもの。。。

 

 

もうひとつは欅坂のファンとしての自分の心情を

代弁してくれて非常に腑に落ちたというご意見。。。

 

 

これについて少し話をしたいと思います。

 

 

その前にまず言えることは平手や欅坂を

応援している方々の熱量の大きさです。

 

 

どれだけ思い入れを持ってグループを

応援していたかが直ぐに理解できるほどです。

 

 

まあ、そういうファンのエネルギーによって

欅坂は守られていたし躍進できたのだと。。。

 

 

話をもとに戻しますがまずは一つ目の質問について。

 

 

恐らくこのファンは自分の記事を見て平手への

ネガティブな内容なんだと捉えたと推測します。

 

 

ですがそれは違うんですよね。。。

 

 

そもそも好きか嫌いかという2元論で

物事を判断するのは非常に危険なのです。

 

 

最近、こういうタイプの方が増えていますけど

そもそも好きと嫌いしか世界は無いのか?

 

 

本来はその中間にもっと複雑な感情世界があって

多くの人間がその間を彷徨っているのです。

 

 

こういう2元論で人を問い詰めるということは

どちらかに人の精神を強要させることです。

 

 

これは余り品のいいやり方ではありません。

 

 

アメリカのトランプ氏なんかもこのタイプですね。

 

 

君は私の味方のか?それとも敵なのか?みたいなことです。

 

 

こういう乱暴な2元論で人を追い詰めてしまうと

本来はその間にいた人々が分断されてしまう。

 

 

そうすると結局両極端の言論だけが独り歩きし

荒れ果てた世界だけが浮き彫りになってしまいます。

 

 

だから好き嫌いの中間にある世界を理解したいものです。

 

 

もうひとつのコメントに対する感想です。

 

 

あの記事に共感した方々は恐らく平手も欅坂も

好きでその狭間で苦悩された方なんだと思います。

 

 

平手が欅坂の躍進に貢献したことに感謝しつつも

彼女のメンタリティーに振り回されてしまった現実。。。

 

 

これを中々受け入れられないということでしょう。

 

 

でもそれでいいんですよ、どちらか一方に寄らなくても。

 

 

自分も平手が好きか嫌いかと問われれば

もちろん好きと答えますしそこに疑問はないのです。

 

 

ですが全てを受けいれて平手に心酔していたかと

問われればそれは明らかにノーと答えるでしょう。

 

 

だからもしあの記事に共感して頂けた欅坂のファンは

これからはもっと開放されて欲しいと切に願います。

 

 

アイドルという世界においてはとにかく

ファンの好き嫌いが先鋭化して対立しがちです。

 

 

でもそこで良いところも悪いところも合わせて

総合的に評価出来れば違った世界が見えるはずです。

 

 

平手という傑出したメンバーの存在が結果的に

欅坂のメンバーやファンを最後まで翻弄しました。

 

 

ですがそれすらも良き思い出になる日が

いつかファンの元に訪れればと願っています。

 

 

そしてこの記事を平手への愛ゆえに

苦悩した多くの人全てに対して捧げます。

 

 

それでは、また。

 

 

以上