石井秀大 卒業記念チューバリサイタル | かきぴーのブログ

かきぴーのブログ

気が向いたら更新しま~す

甥っ子から「こんなのあるけど」と連絡があり、先週の金曜日『石井秀大 卒業記念チューバリサイタル』のため、倉敷市芸文館アイシアターへ。

 

 

学生の卒業記念リサイタルだけど、甥っ子は私がたまにクラシックコンサートに行ってるのを知ってるから、こういうのも興味あるかもと教えてくれたんだろう。

 

チューバって、あのデッカイやつよね。

単独での演奏なんて聴いた事ない。なんか珍しいので興味が湧き行ってみた次第。

 

 

 

会場は小さいながらも、ちゃんとしてる~。

倉敷の芸文館にこんなスペースがあったなんて、知らなかった。

 

 

カメラもセットされてたぞ。

開始前のアナウンスもちゃんとあって、注意事項などしっかりとしてたし、しかも綺麗な声~。

皆学生なんだろうけど、しっかりしてるなぁ。

 

石井君、初めに挨拶や諸々の話をしたけど、堂々とした話っぷりだった。

私が彼の年くらいの時なんて、人前でこんな堂々としゃべれなかったわ。あ、今もだけど(^^;)

 

3曲目は本来ノルウェー語で「なんとかなるさ」っていうのなんだって。コロナ禍でやりづらい部分もあるけど“なんとかなるさ”という気持ちを込めてとの事。

 

チューバ演奏、こんなにまじまじと見たの初めて。「へー、こんな事やってんだ」な発見があり面白かった。演奏ももちろん「いいなぁ」な時間だった。

アンコールも演奏してくれて「ガブリエルのオーボエ」。この曲の時、石井君の操るチューバからとっても不思議な音色がした。仏教で使う「おりん」ってあるじゃないですか。仏壇に置かれていて、棒で叩くと甲高く澄んだ音が出るお椀のような形をしたやつ。あれを叩いた時、空気の振動と共に“わーーーん”と音が広がって満ち満ちていくよね。まさにあんな感じの音がして“わーーーん、わーーーーん、わーーーーん”って感じの音に包まれて、「ここはどこ?この世とあの世の境目か?」みたいな不思議な感じだったわー。

あれはテクニックなんかな?たまたまなんだろうか?本当に不思議な感覚に陥った。

 

石井君、他のスタッフ、若い人達が頑張ってる姿っていいね。

清々しく明るい気持ちになれたわ。ありがとうニコニコ