NHK交響楽団演奏会 西宮公演 | かきぴーのブログ

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昨日『NHK交響楽団演奏会 西宮公演』のため、兵庫県立芸術文化センターへ。

 

 

席は市松配置。隣の席に荷物が置けて嬉しい。ざっと見た感じ満席だった模様。

 

岡山ではなかなか聴く機会のないN響。今でもNHKからN響に10何億円の助成金が支払われているのだろうか。だとしたら正直、受信料は田舎でも払ってるんだから、もう少しは地方公演をしてくれてもいいのではないだろうか、などと思ってしまうえー

 

それはさておき、三浦さんは何回か聴いた事があって、何回目だったかで高音がちょっと個人的に好みでない音だったので、最近はリサイタルには行ってなかった。

が、「らららクラシック」で辻井さんと出演された時の演奏が、今までと感じが変わってて音を慈しむように弾いてたのが印象的で好感が持て、「次は聴いてみたい」と思ってた。

そんな中での今回のソリスト。楽しみだった。

いや、もうね、N響はもちろんなんだけど、三浦さん「良かった」っすラブラブ

 

N響、私の目当ての方はいらっしゃらなかったけど、どなたが来られててもそこはN響なんでしょうかね。さすがな演奏でございました。とにかく音の鳴りがすごくて、「三浦さん、頑張れー。N響に負けるなー」と、思わず心の中で応援してしまった。

しかーし、そんな応援は無用でしたかね。

三浦さんのヴァイオリン、第1楽章ではオケに音がうずもれそうに感じたけど、それは私が3階席だったから仕方なかったのかもですね。第3楽章では、しっかり三浦さんのヴァイオリンもオケに負けずに聴こえてきた。

三浦さん、とっても丁寧に弾いてる様に感じた。そして、すんごく繊細な高音にウルッとなってしまった。いや高音のみならず、前に聴いた時に比べて全体的に大変繊細に演奏をされてるように思えた。

私の苦手な感じの音もなかったし、今度リサイタルがあったら行ってみたい。

ちなみにソリストアンコールはなし。

 

そんな大満足の前半から20分休憩を挟んで後半。

鳴りがすごいなと思ってたN響は、さらにボリュームアップで、もう圧巻。

「えっ?マイク付けてるんじゃないよね?」と、思わず確認してしまったわ。3階席からじゃそんなの見えないし、そんな訳ないのは分ってるんだけど、それでもそう思っちゃうくらいの鳴り方だったんで。

 

、、、、、すげーな。。。

 

私は前の方でガンガン鳴ってる中で聴くのが好きなんだけど、いやー、3階席でそれが味わえるとは。

重量感がハンパない~~。ど迫力~~~。音に呑まれる~~~。

と嬉しい感覚。

 

アンコールは ベートーヴェン作曲 歌劇「フィデリオ」 より「行進曲」をサッとやって終演。

 

良かったわー。もう最高爆  笑

でもほんと、N響もちっと地方に来て欲しいわ。