今日の生徒さんは、声がかなり鼻にかかってしまう人でした。
鼻にかかる人は、「あたりが鼻に集まっている」か、「鼻が詰まっているか」だと思うんですが、声を聞いていると「あたりかな」って思ったんで今日は声を前に出すレッスンをやりました。w( ̄▽ ̄;)w
「あたりが鼻に集まっている」って事は、声の響きが鼻腔に集まっているんですね。
それ自体は悪いことではないですが、集まりすぎて声が鼻声になっているのは問題です。
あたりの話をして声を前に出すように発声してもらったのですが、これが、かなり手ごわい鼻声で、どーしようか考えていました(; ̄ー ̄)...うーん・・・
鼻声・・・
あたりでも変わらん・・
(; ̄ー ̄)...うーん・・・
(; ̄ー ̄)...うーん・・・
(゚O゚;アッ!! 思いついた!!
ちょっと無理やりでも声を前に出してもらおうと思い、母音の「う」に注目してみました。
「う」をなるべく大げさに言ってもらうよう伝え、タコみたいな顔になるくらい何回もやってもらいました。
だんだん唇が疲れてきたとこで、歌に入れてもらいました。
まずは、歌詞の中で「う行」にチェックしてもらいまた練習。
そして、何回も歌っていると、生徒さんがあることに気付いたんです。(*゚0゚)ハッ!!
「鼻声になってない!!」
ナイス ( ̄一* ̄)b そうなんです。
「う」を意識することで、勝手に声が唇に集まり、鼻腔に行く響きを抑えたんですね。
作戦成功( ̄∇+ ̄)vキラーン
しかも、滑舌がよくなり、声がキレーにもなり一石二鳥。
いいレッスンができました。
よかった(* ̄∇ ̄*)エヘヘ