今日のボーカルレッスン 「鼻声って」 | ボイストレーニング活用法!~実践ボーカルレッスン~

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名古屋のアイズミュージックアカデミー.(アイズボーカルスクール)で活動しているボイスカウンセラーのアンドゥーが実際のレッスンで行っている役立つメニューを公開!!ボイストレーニングの方法はもちろん、人の心理や幸せになる考え方も綴っています。

今日の生徒さんは、声がかなり鼻にかかってしまう人でした。

鼻にかかる人は、「あたりが鼻に集まっている」か、「鼻が詰まっているか」だと思うんですが、声を聞いていると「あたりかな」って思ったんで今日は声を前に出すレッスンをやりました。w( ̄▽ ̄;)w

「あたりが鼻に集まっている」って事は、声の響きが鼻腔に集まっているんですね。
それ自体は悪いことではないですが、集まりすぎて声が鼻声になっているのは問題です。

あたりの話をして声を前に出すように発声してもらったのですが、これが、かなり手ごわい鼻声で、どーしようか考えていました(; ̄ー ̄)...うーん・・・

鼻声・・・

あたりでも変わらん・・

(; ̄ー ̄)...うーん・・・


(; ̄ー ̄)...うーん・・・


(゚O゚;アッ!! 思いついた!!

ちょっと無理やりでも声を前に出してもらおうと思い、母音の「う」に注目してみました。

「う」をなるべく大げさに言ってもらうよう伝え、タコみたいな顔になるくらい何回もやってもらいました。

だんだん唇が疲れてきたとこで、歌に入れてもらいました。

まずは、歌詞の中で「う行」にチェックしてもらいまた練習。

そして、何回も歌っていると、生徒さんがあることに気付いたんです。(*゚0゚)ハッ!!

「鼻声になってない!!」

ナイス ( ̄一* ̄)b そうなんです。

「う」を意識することで、勝手に声が唇に集まり、鼻腔に行く響きを抑えたんですね。

作戦成功( ̄∇+ ̄)vキラーン

しかも、滑舌がよくなり、声がキレーにもなり一石二鳥。

いいレッスンができました。

よかった(* ̄∇ ̄*)エヘヘ