No.18 新婚たまご編 悪夢 | シンイ~信義に夢中

シンイ~信義に夢中

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明け方ヨンは、いつもより早く目が覚め、己の腕の中で安心して眠るウンスを見つめ、安堵する


過去から戻って暫く、ウンスは悪夢にうなされていた
怖い思いも沢山したのであろう1人眠るときは、灯りをつけたままで、小さな物音ひとつで目を覚ましておった


あなたの腕の中が一番安心して眠れるの
そう言われ、婚儀も早めた

もう、大丈夫かと思おたが体が辛いゆえまた悪夢を見るようになったか


ヨンは昼間の事を思い出し、ため息をついた

俺のせいか……



夜中に突然、ウンスは起き上がり両手で体を抱き締め震え出した


如何した? イムジャ 俺の声が聞こえぬのか
ヨンの声が分からぬのか、今度は耳をふさぎ頭をふるウンス

そんなウンスを抱き締めながら、ヨンは

大丈夫だ 安心いたせ 目を覚ませイムジャ俺がついておる

と何度も何度も繰り返し諭すように言うと目を開け、かすかに微笑んだウンスは、ヨンの腕の中で力尽きその胸にもたれかかる


そんなウンスをヨンは優しく布団に寝かせ、その寝顔を見つめた


ウンスの頬にかかる髪を優しく指ではらい、その額に口づける


う…ん… と甘えたような声をだし、体を丸め小さくなるウンスを見つめ、その首の下に腕を通すと静かに抱き寄せた



すまぬ、俺のせいだ
俺が昼間、そなたの歌声に惹かれ、要らぬことを詮索したせいで、思い出してしまったか


独りで過ごした1年に何があったか問うヨンにウンスは、明るく笑い何もないと答えた



俺の我儘のせいで、またイムジャを苦しめた

そなたは、笑顔の裏に心を隠すのが得意であったな

ヨンは、腕の中で丸くなるウンスを引き寄せるとまたその額に唇をよせた





キスの意味…額へのキスは俺を信じて

ヨンは知っているのでしょうか





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二時間ほど前、間違えて公開にしてました

決して、NGワードに引っ掛かった訳ではありませんので、私のミスです

更新のメールが届いた方、申し訳ありませんでした
題名変更しました(-人-)



アッコさんお待たせ(^-^;