トモヨン島 2019年2月17日(3) | 地球にマングローブを!!FROMインドネシア

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トモヨン島 2019年2月17日(2)の続き

 

実はこの日の視察には、共栄船渠株式会社の山本健二社長が同行していた。
共栄船渠株式会社は「共栄の森」を作るため、
このトモヨン島で植林を実施し、弊社がその現地作業を請負っているのだ。
山本社長は定期的に現場の様子を視察に来ている。

 

 

視察が終わって、植林責任者のサイプルさんと話をした。

 

トモヨン島植林現場の責任者は、村長だったカマルディンさんで10年以上続けていたのだが、
2017年に亡くなってしまった。
カマルディンさんが長年マングローブを植林し、育成・管理してきた。
それを一緒にやってきた、一番間近でみてきた息子のサイプルさんは、
カマルディンさんの意思を継ぎ、現在責任者をしてくれている。


父親が10年以上前から取組み、今では目に見えてマングローブの森ができてきている。
今度は自分たち兄弟が、その思いを引き継ぎ、この森を育て、守っていきたい。

と、思いを語ってくれた。


その話を聞いた山本社長は、何か自分達にできることはないか尋ねた。


トモヨン島の村にサッカーチームがあるが、実はユニフォームを持っていない。
他のチームと対戦する時用のユニフォームがあったら嬉しいと。


そこでユニフォーム1チーム分×2セットと、サッカーボールを寄贈すると約束した。

 

それから。。。
実は昨年母親も他界したが、父親も母親も葬儀を上げられていない。
個人的なお願いを聞いて貰えるのであれば、両親の葬儀を上げたい、と。

 

(そんな大切なこと、もっと早く言ってくれれば良かったのに!!水くさいなぁ!)
と思わず心の中で叫んでしまった。

 

村長という役職(インドネシアでは村長は公務員扱い)だった父親の
葬儀を上げられなかったことは、心苦しかっただろうと察する。


是非とも、そのお手伝いをさせて欲しいと伝えた。

 

 

 

2007年からトモヨン島の植林を始めて、はや12年目。
Google Earthで見ると、植林したマングローブの森が見える。

赤枠で囲んだ部分が、植林したマングローブ。

 

赤枠部分を拡大すると、こんな感じに。


ポツポツと見えるのはマングローブの樹冠。

 

いつかこの干潟が一つの大きなマングローブの森になることを目指して!

Ayo menanam bakau!!

 

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