2013年12月9日
東ジャワ州パスルアン県にあるシドアルジョ水産専門学校(APS)の養殖試験場。
APSとは2009年から、マングローブの力で水産養殖業を行う
シルボフィッシャリーの共同事業を行っている。
今回は、大阪大学の研究員の渕上さんと京都大学の研究員の石丸さんが視察に来られた。
APSの養殖試験場を案内。
渕上さんとは、彼女が京都大学の博士課程の時からの知り合いで、
マングローブの研究をされている。
以前には、バタムの漁村などにマングローブの活用について現地調査に来られていた。
その時にお会いし、今でのマングローブ関連の情報交換等させて頂いている。
今回は、以前から弊社の現場を見たいとのリクエストを頂いていたので、
喜んでご案内した。
渕上さんは、マングローブと住民との関わりや関係などの研究されている事から、
このシルボフィッシャリー、つまり、マングローブと住民の養殖業の両立を
見て頂けるAPSの現場が良いと考えた。
一緒に来られた石丸さんも、以前のバタム調査の時から交流させてもらっている。
今回は、渕上さんのインドネシア調査のサポートをするために、一緒に来られた。
この日は、雨が降った後で、あぜ道がどろどろにぬかるんでいて、
歩くのも一苦労。
24番の池に到着。
ここでシルボフィッシャリー池の全様を見てもらいながら、仕組みを説明。
2009年末に植林し、現状でエビの養殖試験でも成果が出ていると説明すると、
感心してくれていた。
今までは、マングローブの活用でも、マングローブ炭の研究が多かったようで、
マングローブを生かしたままの活用に、新鮮味を感じてくれたようだ。
※マングローブ炭は、日本でもよく見かける。
ホームセンターなどで、南洋備長炭などと言って売られていてるBBQなどに使われる炭は、
実はマングローブである。
この後も数日間、住民と共同で行っている池などを案内し、見てもらった。
また、今回APSでバンバン先生にお会いして、お互いによい繋がりができたようだ。
マングローブを通じて、共同研究を行いたいと、話が盛り上がっているようだ。
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