2013年5月6日
東ジャワ州パスルアン県にあるシドアルジョ水産専門学校(APS)の養殖試験場。
APSとは2009年から、シルボフィッシャリーの共同事業を行っている。
この日は、日本のテレビ局の撮影がやってきた。
フジテレビのANA提供の、「きっかけの翼」という番組の取材だ。
現地の撮影では、APSの養殖試験場の様子と
このシルボフィッシャリー事業に参加してくれている周辺住民への取材をメインに行った。
池の様子を撮影したのは、APSの24番の池だ。
早速、撮影が始まった。
住民が普段養殖池のマングローブのメンテナンスをしている様子を撮影。
住民達が池の中に入り、マングローブの木にひかかったゴミや枯れ枝を取り除いている。
住民の作業風景を撮影し終わった後は、
住民作業グループのリーダーのIsmailさんのインタビューだ。
APSがシルボフィッシャリー事業を開始し、この活動に参加するようになって、
「マングローブの持つ環境改善能力の高さに驚いた。
今後は、自分や作業グループメンバーが所有する養殖池でも
マングローブを植林し、シルボフィッシャリーをやりたい。」
と話してくれた。
この日は、以前から交流のある国連開発計画(UNDP)のジャカルタ支部に勤務する
宇野さんもシルボフィッシャリーの見学に来てくれていた。
国連職員の立場から、このシルボフィッシャリー事業の見て、
インタビューにも応じてくれた。
「今回初めて、シルボフィッシャリーの現場を目の当たりにして、
この事業の素晴らしさを再確認できました。
マングローブによる自然回復・改善効果、生態系保全や気候変動にも貢献しており、
更に、持続可能な養殖業による地元住民の生活基盤の安定にも貢献しています。
この事業は、win-winの事業で、みんながハッピーになれるから、本当に素晴らしい。」
と話してくれた。
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