2013年4月22日
東ジャワ州パスルアン県にあるシドアルジョ水産専門学校(APS)の養殖試験場。
APSとは2009年から、シルボフィッシャリーの共同事業を行っている。
シルボフィッシャリーとは、養殖池にマングローブを植林し、
自然の力だけでエビや魚を育てるというもの。
ワイエルインベストがマングローブ担当、APSが水産養殖の担当だ。
APSは、水産専門学校であるため、色々な勉強をするために、
シルボフィッシャリーだけでなく、
インテンシブと呼ばれる、集約型養殖の試験も行っている。


マングローブは一切なく、機械で水流を作り、
モーターでエアレーションを回して、水中に酸素を取り込んでいる。
この池を作るのに、初期投資で300万円くらいかかるそうだ。
普通の樹民レベルでは行えない養殖方法である。
この集約養殖池を横目に見ながら、私たちのマングローブの池へ。

マングローブを植林したシルボフィッシャリーの池へつながる水路にも、
マングローブを植林している。
ずいぶんと成長し、トンネルのようになっている。
今日は天気が良いので、太陽の光が葉っぱを輝かせ、緑が美しい。

この水路の脇に、一人の地元の青年がバケツをもって座っていた。
聞いてみると、ここにカニを釣りにやってきたそうだ。
すでに、カニを一匹捕まえたと、自慢げにバケツの中を見せてくれた。

捕まえたカニを、そばに生えている蔓で、しっかりと縛っている。
彼の話を聞くと、マングローブを植林してからというもの、
自然のカニや魚が、マングローブの周辺にどんどん集まってきているそうだ。
そのおかげで、ここに釣りに来ることが多くなったそうだ。
APS養殖試験場は、学校の試験場ではあるが、
周辺住民が自由に出入りができるように、開放している。
試験場の敷地内でも、学校が養殖試験を行っている物以外の、
自然に入ってくる魚やカニは、住民が自由に収穫して良いことにしている。
住民との距離がとても近く、地元との交流をとても大切にしているところが、
APSの地域密着型の特徴だ。
下は、17番の養殖池の様子。

2009年末にヒルギダマシを植林している。
ヒルギダマシは成長が早く、木が生い茂り、森のようになっている。
自分たちで、3年半ほど前に植林した事が、
信じられないくらいの大きさに成長している。
下の写真は、24番の養殖池の様子。

こちらの池には、オオバヒルギを植林している。
前回、1月に視察に来た時よりも、一段と大きくなって、
看板がマングローブの影に隠れてしまっている。
凄い成長ぶりだ。
下の写真は、11番の養殖池の様子。

天気が良いお蔭で、葉っぱがピカピカ光ってきれいだ。
下の写真は、その隣の10番の養殖池。

緑が目に鮮やかだ。
Ayo menanam bakau!!
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