2011年9月12日。
東ジャワ州にあるシドアルジョ水産専門学校(APS)にやってきた。
今日はまず、シドアルジョ県内にある学校に向かい、学長のエンダン氏と面会。
2009年9月から弊社とAPSの共同事業が開始。
本年度もお互いの協力関係を続けていくための契約を更新!
今後もシルボフィッシャリーの発展と普及のために力を合わせていくことで合意した。

↑左;阿久根(ワイエルインベスト)、右;エンダン氏(シドアルジョ水産専門学校学長)
楽しい会話も終わり、学校を後にし養殖試験場へ。
実は試験場は、隣のパスルアン県にあり、学校から車で一時間ほどの距離だ。
試験場につくと早速、マングローブの様子を視察。
下は、養殖試験場の図。

下の写真は、17番池の様子。
この池には、マングローブのAvicennia種を植林している。
池の中は、Avicennia種、池のふちはRhizophora種。
同時期に植林しているのだが、Avicennia種はRhizophora種に比べて成長が早い。




下の写真は、24番池の様子。




前回の視察に際には、マングローブの背丈は看板に比べるととても小さかったが、
看板の下辺に届くくらいの背丈になっている。
成長の速さに驚愕!!
(今まで干潟での植林で、マングローブに厳しい条件下だったため、成長は大変ゆっくりだった。)
こんなに成長が早いなんて、植林・育成する方にとっては嬉しい限りだ。
下の写真は、24番池の横の川沿いに植林したマングローブ。
こちらのマングローブもAvicennia種のため、成長が早い。
もう「森」と呼んでいいほどに大きくなっている。

下の写真は、18番池の横の川沿いのマングローブ。
こちらも大きくなってきている。

下の写真は、24番池と17番池の間の水路の様子。
水路にも水質浄化のため、マングローブを植林している。

下の写真は、10番池の様子。
植林をしてから数か月でこんなにも成長。

下の写真は、11番池の様子。
前回の視察では、葉っぱが数枚といった感じだったが、
枝葉が成長し、支柱根まで生えている。
ものすごい成長ぶりに驚き。



養殖場跡地と干潟では、マングローブの成長が全然違う。
今まで干潟で植林してきた私たちには、驚きの成長の速さ!!
毎回視察に来るたびに、見違えるような成長ぶりで、驚きの連続。
今後の成長を考えるととてもワクワクする。
Ayo menanam bakau!!