2011年3月2日(水曜日)
天気は、晴れ
Dapur Enam村より舟で出発して、タンジュン・ラメイにある
NPO法人ライオンズの森プロジェクト植林地を視察した。
インドネシア共和国リアウ諸島州バタム市ガラン島ラメイ岬 ライオンズの森プロジェクト植林現場の地図
PM 3:18 タンジュン・ラメイのライオンズの森プロジェクト植林地へ上陸。
2010年末に設置したLCIFの看板を確認。
本日はバタム・ホストライオンズクラブメンバーのOennyさんと
バタム・ツーリズムライオンズクラブメンバーのErtiniさんも一緒だ。
バタム・ホストライオンズはLCIF事業の共同事業者として看板にも記載されている。
↑ボートの上からも設置された看板が確認できる。
↑左より、バタム・ツーリズムライオンズクラブメンバーのErtiniさん
バタム・ホストライオンズクラブメンバーのOennyさん
↑設置された看板の拡大写真。
2010年7月に植林した20,000本のオオバヒルギを視察。
現在植林後、約8ヵ月である。
前回の視察に引き続き順調に成長しており、活着率も落ちておらず、ほぼ100%に近い状態だ。
順調に成長しており、大変嬉しい。
↑干潟北側のエリアの個体の様子
↑干潟北側のエリアの個体の様子
上の写真を見て頂いてもわかると思うが、節と節の間隔が広く、背丈の伸びが良い。
この節と節の間隔も個体によって、色々と差がある。
この節の間隔の差が、個体の背丈の差に繋がっている。
↑干潟北側の個体(背丈比較)。
上の写真は、私の身長と比較したもの。
植林後、約8ヵ月で約140センチの背丈に成長している。
このような背丈の高いものはこの1本だけで、その他のマングローブの背丈はまばらだった。
普通なら同じ時期に植林したマングローブは同じように背丈が伸びて行く事が多いが、ここは違う。
それぞれ自分のペースで伸びている感じだ。
↑干潟北側の個体の様子(汚れが付着している)
上右の写真は、オオバヒルギにびっしりと泥が付着している。
付着した泥が乾燥し白く写っている。
新しい葉っぱの部分にはまだ汚れなどついていないが、下へ進むにつれて泥の付着具合が激しくなっている。
このように葉っぱや幹に泥がこびりついた状態では呼吸も光合成の抑制されるため、
個体の成長を遅らせる要因になりえる。
しかし、さっきも話したようにオオバヒルギの節と節の間隔が広い=成長が早い 今の状態では
泥が付着する速度より、成長する速度の方が上回っているように見える。
泥の付着は成長を遅らせる要因となるが、今の成長の状態を見ていると、
すぐに問題になるほどではないのではないかと思う。
葉っぱの大きさや厚み、色艶など見ている分には健康に成長しているようだ。
↑干潟の土壌の様子
上の写真は、植林地干潟の地面の様子。
地面表面に藻のようなものが付着しており、そこから気体が発生している。
気体が何であるかはわからないが、光合成して酸素を出しているのではないかと思う。
マングローブに対してなにか影響があるのかどうかはわからない。
先程のエリアより内陸側のエリア。
内陸側に進むについて、葉っぱへの汚れは軽減している。
先ほどの写真と見比べてもわかると思うが、葉っぱの色から泥などの汚れが比較的少ない。
↑北側エリアの内陸側の様子。
↑北側エリアの内陸側の様子。
↑葉っぱの様子。
Ayo menanam bakau!!