トモヨン島 3年2ヵ月(3) | 地球にマングローブを!!FROMインドネシア

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このオオバヒルギは2008年9月ごろにに植林したものだ。

現在、補植後2年1ヶ月。

このオオバヒルギの群集が最東端となり、それより東側にはマングローブは見当たらない。

2007年8月の本植林でいっせいにフタバナヒルギを干潟全体に植林した。

その時には、ここらへんにももちろんフタバナヒルギを植林したが、全然残っていない。

フタバナヒルギは適応できなかったが、今、こうしてオオバヒルギは活着できている。

このオオバヒルギの群集よりまだ東側には、地盤高が低い干潟が広がっているが、オオバヒルギの姿はない。

ただ、現場を見て言えることは、この写真から少し東側が波打ち際となっており、

A9地区より東側は地盤高が10cm~20cmほど低くなっている。

ちょうどこの視察時の潮の高さ0.7mが、この地盤高0.7mということになるのだろう。

そのため、このA9より東側では、地盤高が0.6m以下だとわかる。

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地図と見比べてもわかるように、干潟AはA9地区よりもずっと東まで広がっている。

上の写真は、A9地区から南東を写したもの。

現場は遠浅で、地図に示されている範囲までは、地盤高が0.7mより0.1~0.3m低い地盤高が続いている。

A9より西側のエリアを植林し終わった後に、土壌の堆積が起これば、

東側エリアもオオバヒルギが活着できる可能性もある。

とりあえずは、このA9を最東端として、ここまでの西側エリアの植林を進める考えだ。

また、干潟Aの中心部にあるヒルギダマシより東のエリアでは、土壌の性質が違うようだ。

ヒルギダマシより西側エリアでは土壌は柔らかく、くるぶしの上から膝の上まで地面に足が埋まる状態だが、

東側エリアでは、貝殻が堆積しており、土壌が見えないほどしき詰まっている。

貝殻のおかげで、歩いても足が全く地面に埋まることはない。

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次の写真は、現場B干潟のB2地区の様子。

2009年12月に植林をし、現在10ヵ月。

上陸しての視察は行っておらず、節数・葉の数・活着率等の確認まではできなかった。

遠目から見た感じでは、活着率は60~80%程度だと思う。

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下の写真は、B1地区の様子。

このB1地区は、トモヨン島干潟A、B、Cの中で最も地盤高が高いエリアだ。

天然のヒルギダマシが点在しており、その個体数は年々増えてきている。

B1地区では、最初に植林したフタバナヒルギが活着しており、現在植林後3年2ヵ月。

順調に成長している。

トモヨン島の中でも地盤高が一番高いため、格段に成長がいい。

この調子でがんばれ!

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Ayo menanam bakau!!


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