シドアルジョ水産専門学校視察 2010年10月4日(3) | 地球にマングローブを!!FROMインドネシア

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10番の養殖池

10番の養殖池は今年度に植林する計画だ。

今の段階ではまだ土地整備にかかっていない。

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18番左の荒地

現在、雑草の下刈りをしているところだ。

下刈り完了後に植林する種子もすでに用意が整っている。

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下2枚の写真は下刈りの様子。

作業を行っている彼らは、この実習地周辺に住む周辺住民だ。

このように、周辺住民も一緒になって、作業を行っている。

マングローブとエビの共存プロジェクトは、

今は私たち三者で試験的に研究しているプロジェクトであるが、

最終的には、この地域全体に広めていきたいと考えている。

マングローブという自然は、私たちが生きていく為にはなくてはならないもの。

実際、この周辺地は以前は自然のマングローブの森が広がっていた土地をエビ養殖場を開拓するために、

マングローブを伐採し開けた土地である。

しかし、マングローブが無くなってしまったことで、水質や土壌を浄化してくれる自然がなくなり、

開拓したエビ養殖場自体もダメになってしまっている。

しかし、ここに住む人たちにとっては、エビ養殖が生活の糧である。

それが収入の方法である。

そんな人たちに、エビ養殖場をやめて、マングローブを育てることを進めても、

彼らは受け入れられない。

そのために、マングローブとエビの共存が、最も必要だと考えているのだ。

この方法を理解してもらう為に、周辺住民もこのプロジェクトの作業を行ってもらっているのだ。

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11番の養殖池

11番の池に植林されたオオバヒルギも順調に育っている。

池内に建てられた看板には、2009年12月に植林された個体は2010年9月の段階で活着率98%と表記されている。

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6番の養殖池

6番の養殖池では土地整備の最中である。

マングローブを植林するための盛土は完了し、池の周辺の余分な土を土手に上げているところである。

今年度植林する計画の池だ。

写真に写っている彼らも、周辺に住む住民だ。

この様に作業に携わってくれるようになってから、彼らの認識もかわってきたようで、

自分のエビ養殖池にもマングローブを植えているよという声も聞かれる。

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シドアルジョ水産専門学校視察 2010年10月4日(4)へつづく


Ayo menanam bakau!!


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