ボートに乗り込もうとしていると、1隻のボートが座礁してしまっている。
男性陣で、座礁したボートを押すことにした。
ボートが自力で動かせる位の水深の所までみんなでボートを押して行く。
女性陣はそれを見守り、声援を送る。
何とか無事にボートは動くようになり、みんなでボートに乗り込み、植林地を後にした。
再び、ダップル・アナム村に帰ってきた。
少し休憩をとったあと、ダップル・アナム村の小学校へ訪問を行った。
以前からNPOライオンズの森プロジェクト植林地の植林作業に携わってくれている村に支援を行っている。
みんなでダップル・アナム村小学校へ向かう。
このダップル・アナム村は小学生の人数も多く、学校の建物も田舎にしては結構立派な方である。
本日は、小学生のみんなが、日本からのツアー参加者と地元ライオンズクラブの訪問を歓迎してくれた。
コンパンと歌で、歓迎の演奏が始まった。
小学生全員で学校へと続く通りに並んで列を作ってくれ、握手と拍手で迎えてくれた。
校庭内では、男の子たちによる闘いのようなカッコイイダンスを披露してくれた。
全員が学校の校庭に集まり、今回の歓迎会が催された。
学校関係者や行政の人のお話もあり、
今回のメインイベントは、
NPOライオンズの森からダップル・アナム村へプレゼントの贈呈だ。
昨年のツアーでは、子どもたちに文房具のプレゼントを行った。
今年は、村長や小学校側との協議を重ね、
校庭に敷き詰めるセメントを支援してほしいということになった。
ダップル・アナム村の校庭は、現在、普通の土の地面である。
しかし、雨が降ると校庭中に水がたまってなかなかはけないという。
子どもたちもいつまでも水浸しの校庭では、遊ぶことも出来ず、歩いて渡ることも大変だそうだ。
その話を聞いて、今回の贈り物は校庭に敷き詰めるセメントに決まった。
NPOライオンズの森プロジェクトの理事長である山崎広太郎氏からダップル・アナム村小学校へセメントが手渡された。
セメントの袋を運んでくれているのは、ダップル・アナム村村長とダップル・ティガ村村長である。
また、サッカーが大好きなインドネシア人の子どもたちのためにと、
サッカーボールもプレゼントされた。
サッカーボールを手渡したのは、今回唯一小学生でツアーに参加してくれた大久保直輝君だ。
歓迎会は、無事に終了し、みんなで記念撮影を行った。
余りの人数の多さになかなかみんなで映ることは難しかった。
その後、NPOライオンズの森プロジェクト植林地の植林作業に携わってくれているもう一つの村、ダップル・ティガ村の小学校へと向かった。
ダップル・ティガ村は、先ほどのダップル・アナム村に比較すると交通の便も悪く、世帯数も少ない小さな村である。
しかし、このダップル・ティガ村でも歓迎してくれた。
学校の規模としては小さく、歓迎会もこじんまりとしたものだったが、
村人みんなで、ヤシの実を持ってきてくれて飲ませてくれたり、ドラゴンフルーツから作ったジュースを振舞ってくれたりした。
ダップル・アナム村ほど大きくもなく豊かでもない村ではあるが、精一杯の歓迎をしてくれている気持ちがヒシヒシと伝わってきた。
このダップル・ティガ村とも協議を重ねて、贈り物を決めた。
ダップル・ティガ村小学校が支援を求めたのは、草刈り機だった。
ダップル・ティガ村でも、草刈り機とサッカーボールの贈呈を行った。
その後、バスに乗り込み、バタムの中心街まで戻ってきた。
バタム名物のヨン・キーで魚のスープを食べ、夕方まで自由行動とした。
夕方は、バタムライオンズクラブとの懇親会だった。
バタムには、3つのライオンズクラブがある。
バタム・ホスト・ライオンズクラブ、バタム・センター・ライオンズクラブ、バタム・ツーリズム・ライオンズクラブである。
その3つのクラブが懇親会を開催してくれたのだ。
場所は、ゴールデン・プラウンという海上レストランで、
バタムでも古くからあり、大統領も訪れたことがあるという有名なレストランである。
日本からは、博多東ライオンズクラブ、博多ライオンズクラブ、北九州中央ライオンズクラブ、福岡中央ライオンズクラブの4つのクラブからメンバーが来ていた。
日本からは、バタムの3クラブの対して、博多人形のプレゼントを行った。
また、日本から来た4つのクラブとバタムの3つのクラブがそれぞれ、ペナントの交換も行った。
食事をしながら、みんなで会話やカラオケを楽しみ、交流を深めた。
会場はとても盛り上がり、ワイワイと友好モードに包まれた。
7月30日
ツアー最終日である。
この日は、お土産の買い物に行ったり、自由行動をとったり、ゴルフをしたりと一日ゆっくりと過ごした。
夕方は、フェリーに乗る港の敷地内にあるレストランで夕食をとった。
グランドダックというお店だ。
昨日お世話になったバタムライオンズクラブの方々もお招きして、別れを惜しみながらの夕食をなった。
その後、いよいよフェリーの時間がやってきた。
ここで、バタムライオンズのメンバーの方々とはお別れである。
これからも親しく交流を続けていきましょうとまた来年の再会を約束した。
Ayo menanam bakau!!