2010年6月14日 月曜日
天気は、晴れ後雨
AM 7:00 Tg. Piayu Laut村を出発し、スカナ島へ向かう。
AM7:21 スカナ島南側干潟より上陸した。


スカナ島干潟の南側は、2008年11月~2009年1月に植林したオオバヒルギが育っており、現在、植林後1年5ヵ月~1年7ヶ月になる。
この部分では60%~70%くらいの活着率だ。
抜け落ちてしまった分や、枯死した分については2010年4月に オオバヒルギを3,000本補植しており、現在、植林後2ヵ月。


赤丸で囲んでいるマングローブが、補植して2ヵ月になるオオバヒルギ。



1対目の葉っぱが出始めたところだ。
黄色で囲んだ部分は枯死してしまったマングローブ。
他の個体との間隔を保つために、枯死したマングローブのすぐ近くに、
抜け落ちた部分では、元あったであろう部分に補植を行っている。
今回の視察で、多くの蛾の幼虫らしきものが確認された。
マングローブの葉っぱを食べる虫だ。
ひどい時には、マングローブの個体が丸裸になるまで、葉っぱを食べつくす。
2009年11月の時に、見つけた幼虫全てを手作業で取り除いた。
その後、しばらくはこの幼虫やさなぎなどは見かけなかった。
しかし、また今回たくさんの幼虫が確認された。
下の写真は、干潟中心部にある自然構成のオオバヒルギである。
2009年11月にも完全に葉っぱを食いつくされていたが、その後幼虫を取り除く作業によって、再度葉っぱを茂らせていた。
しかし、今回また、こんな状態になってしまっている。
右下の写真は、干潟南部の植林後1年5~7ヵ月になるヤエヤマヒルギの様子。


2009年11月の時には、幼虫が生息していたマングローブは、スカナ島中心部にある背丈の高いマングローブに限られていたのだが、
今回は、干潟の南部にまで分布してきたようだ。
幼虫の生息地域が拡大している。
干潟南部のマングローブの背丈が成長し、満潮時でも葉っぱの部分が海水につからないになったということだろう。
マングローブの成長は嬉しいものの、その分、幼虫による被害に対する心配が出てきた。
自然構成のオオバヒルギの様に、マングローブ自体が十分に成長し体力があるマングローブであれば、
葉っぱが全て食べつくされる事態になっても再生できるであろうが、
まだ若くて体力の強くないマングローブにとっては、死活問題になりかねない。
今後、出来る範囲で手作業で取り除く作業を行っていく予定だ。
下の写真は、3年9ヵ月になるフタバナヒルギの様子。

下の写真は、3年9ヵ月になるオオバヒルギの様子。



今日はとてもいい発見があった!!
3年9ヵ月になるオオバヒルギに蕾がついていた!!
トモヨン島でも先月2010年5月に蕾がついているのを発見した。
今が蕾の季節なのかもしれない。


蕾を付けていたマングローブは3本ほどあった。
どれもオオバヒルギで、フタバナヒルギでは、蕾を付けているものはなかった。
オオバヒルギの方が、フタバナヒルギより成熟が早いようだ。
しかし、種類だけでなく、土地によっても、その成熟度は違うようだ。
先月見つけたトモヨン島の蕾を付けていたオオバヒルギは、2年9ヵ月だった。
ここのオオバヒルギより、年齢的には1年も若いのに、成熟は早いようだ。
スカナ島のマングローブも負けじと頑張ってほしいなぁ!
前回2010年3月の時に、人為的に切られているマングローブがあった。
今回その切られていたマングローブが新たに息を吹き返している様子を発見した。


切られていたマングローブの内、息を吹き返していたのはまだ30%程度しかなかったが、
他のマングローブに関してもまだ望みがあると期待できる。
頑張れ頑張れ!!
Ayo menanam bakau!!
