2010年6月 13日 日曜日
天気は晴れ
トモヨン島にやってきた。

AM 7:38 トモヨン島干潟Aの北側を舟の上からみると
A3地区東側の様子。

A3地区中間部分の様子。

A3地区西側の様子。

A1地区の様子。

トモヨン島A干潟の北側は、A1地区A3地区が連なって、200~300mに渡ってオオバヒルギとフタバナヒルギが広がっている。
枝葉が茂り、太陽の光を浴びて青々している。
AM 8:00 トモヨン島A3地区西部の北側から上陸した。
本日は、手づくりせっけんやebioの加藤さんと久保さんも一緒だった。
本日は、彼女たちの植林作業がメインであったため、
観察できたのではA3地区と、前回5月の視察時に植林されていたオオバヒルギのみ。
A3地区西部は地盤高がやや低く、植林したオオバヒルギがややまばらになっており、抜け落ちている部分もある。
今回、ebioのお二人には、A8地区に200本のオオバヒルギを植林してもらった。


ebioさん 訪バタム(2)トモヨン島編←こちらをクリック
A3地区西部の様子。
A3地区東部に比較し、やや枝葉は少ないものの、順調に成長している。



A7地区の様子である。
2010年1月に植林したオオバヒルギとその後、2010年4月出射さんが植林したオオバヒルギ200本が混在している。
1月に植林した分は植林後5ヵ月、4月に植林したものは2ヵ月程度になる。




植林後、5ヵ月になるオオバヒルギの節の数は、第4~5節、葉が10枚程度。
植林してまだ、2ヵ月ほどのオオバヒルギは、葉っぱが付いていないか、やっと1対付いているくらいだ。
まだ、2ヵ月にしかならないオオバヒルギの多くに、泥の付着がみられた。
写真で白っぽく映っているのは、泥が付着し乾燥している様子だ。
この様に発芽前のマングローブに泥の付着が激しいと、今後の光合成に支障をきたす恐れがある。
5月に植林した種は全体的にサイズが小さく、早熟のものも混入していた為、
少し厳しい状態にあるかもしれない。
今後注意して、見守っていきたい。
これは、オオバヒルギの様子である。
節がないため正確な時期は分からないが、おそらく2009年12月~2010年1月に植林したマングローブだろう。
最初の新芽の部分で折れてしまい、そこから新たに4本の新芽を発芽したようだ。
すばらしい生命力に、なんだか勇気をもらった気がする。
他の個体もこれほどの生命力を持ってくれることを期待したい。

Ayo menanam bakau!!