出射さんと弊社社長山本が、トモヨン島へやってきた。
昨日4日は、スカナ島を見てもらい、スカナ島の植林を体験してもらった。
今日はトモヨン島だ。
スカナ島とは全然違う土壌での植林作業も体験してもらおうということである。
トモヨン島の干潟に到着したが、波打ち際は大変土壌が柔らかい。
初めての人や、この干潟の歩き方を分かっていない人は、ちょっと厳しい。
山本が膝を痛めていることもあり、トモヨン島住民の若い青年に協力してもらい、
小舟で干潟中央の比較的土壌が安定している部分まで、連れて行ってもらった。
トモヨン島の青年たちは、通常、このトモヨン島の植林作業に携わってくれている人たちだ。
また、日常的にこの干潟に来て、ゴンゴンをいう貝を採っているため、
彼らにとっては、この干潟を歩くことは朝飯前のようだ。
3人がかりで、小舟を押して行ってくれた。
彼らの様に若い青年にはこのようなこともできるが、
さすがに中高年にもなった地元住民にとっては、この干潟は厳しいようだ。
トモヨン島干潟中央部付近まで到着した。
いざ、出射さんのトモヨン島発上陸である。
すこし歩いてみて、
「結構 埋まるね。」
と、出射さんも苦笑い。
しかし、ここでも意欲的に植林作業を始めていった。
トモヨン島でも、相性のいいオオバヒルギを植林する。
小舟を降りてから一直線に、どんどん植林していく。
そして、折り返して舟の所まで戻ってきた。
小舟のヘリに腰かけ、ふーっと息を吐いている。
疲れたのかな?と思っていたが、
またすぐに作業を開始した。
途中、土壌の柔らかいところがあり、太もも近くまで埋まってしまった。
大丈夫か?と思っていたが、
地面に両手をついて体を持ち上げ、自力で脱出。
出射さんは長く極真空手をしており、さすがに力も体力もあるなと思った。
そして、また作業を続けていた。
ものすごいスピードで植林作業を進めていき、このドロドロのトモヨン島干潟でも、30分ほどで作業を完了してしまった。
日差しが強い中での、この重労働。
出射さんの汗が日光でキラキラ輝いていた。
表情も明るく、満足してくれたようだ。
出射さん、お疲れさまでした。
Ayo menanam bakau!!