高いもので約120cm程度のものもある。
前回の視察の際より、全体的にずいぶん伸びているように感じる。
また、全体的につけている葉が大きくしっかりしてきたように感じる。
上の写真は、オオバヒルギの冠部分を上から映した写真である。
葉はかなり大きくなってきている。
植林直後に出す葉は小さいが、その後どんどん大きな葉をつけるようになって来る。
葉に汚れの付着はほとんどなく、きれいな緑色をしている。
葉に汚れがないことは、今後の成長が順調に進むことを予感させる。
その理由は、光合成が順調に行われることを意味するからだ。
上の2枚の写真は、オオバヒルギである。
一度幹の途中から折れた形跡があるが、その後再び芽を出している。
このように、一度はだめになってしまっても、幹や根に元気があれば再度復活する可能性は大いにある。
上の左の写真は、下から2節目の部分で分岐している。
これは、その部分で一度折れ、その後その折れた部分から芽が2つ出たことを意味している。
その2つ出た芽が双方に伸び、枝分かれしているのである。
枝分かれ後に、左右の両枝はそれぞれ4節出ている。
左右共に節数は同じであるが、節の間隔が広いために、右の枝のほうが良く伸びている。
今回の視察では、オオバヒルギの活着率は70%~75%程度であり、
前回の視察の際よりも良くなっている様に感じられる。
その要因のひとつとして上の写真のように再び芽を出しているものがあるためであると考える。
今回、NPOライオンズの森プロジェクト植林地で初めてカブトガニを発見した。
大きさは、約20センチ程度である。
同行していたダップル・ティガ村の村長が見つけてくれた。
マングローブ植林地で、さまざまな生物が見られることは、生態系が豊かなことを意味し、嬉しいことだ。
前回の視察の際には、この干潟に800mほどの魚の仕掛け網が干潟を横断するように仕掛けられていた。
しかし、今回はその網がなくなっていた。
ワイエルインべストのホームページはこちらから→ http://www.ylinvest.co.jp/
NPO法人ライオンズの森ホームページはこちらから→http://www.lions-mori.net/ja/index.html
Ayo menanam bakau!!