NPO ライオンズの森プロジェクト バタム訪問報告書(2) | 地球にマングローブを!!FROMインドネシア

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10:00 ダップル・アナムからスピードボートに乗り、植林現場へ出発。1舟に6人乗ずつ乗り込み、苗木や道具を運ぶ舟も含み合計8隻で向かう。

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小一時間ほどで植林現場に到着。舟を降り、徒歩で干潟に上陸。
地面は少しぬかるんでおり、深くいぼる部分もある為、足元に気を配り、慎重に歩いていく。深い部分では、太もも辺りまで足が埋まる部分もある。

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11:00 ワイエルインベストの阿久根から、植林方法についての説明があった。

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本日植林するのは、オオバヒルギとヒルギダマシである。
ヒルギダマシは種子が小さく直接干潟に植えると波により流される危険性が高い為、事前に苗木を作っておいた。
ヒルギダマシは、スコップで干潟に穴を掘り、ビニールポットを外し、できるだけ苗木の土が崩れないように植える。
オオバヒルギは直接植林を行う。
オオバヒルギは60~70cmと種子が長いため、鉄筋で干潟に穴を掘りその穴に種子を植えていく。
どちらとも2m×2m間隔で植える。

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福岡博多東LC、福岡那の香LC、Batam Host LC、Batam Center LCだけでなく、現地バタムの林業省の方々や、地元住民も一緒になり、総勢40名程で、マングローブ植林に精を出していた。

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バタム林業省は、このマングローブ植林プロジェクトに大変理解を示してくれている。
日本からのマングローブ植林ツアーがある際には、必ず植林作業に同行し、応援してくれている。
地方行政と覚書を交わし、現在バタム市だけでも、約1,500ヘクタールの干潟のマングローブ植林許可を頂いている。
今回植林作業を行った干潟もその一部である。
地元メディアもこのマングローブ活動に興味を持っており、毎回ツアーの事が新聞記事やテレビのニュースとして流れている。





12:00 植林作業終了。
干潟には植林した範囲を取り囲むように4本の青い旗が立てられる。
この旗が植林地の目印となり、この範囲への舟の侵入を制限するのである。
約1時間の作業時間で、オオバヒルギ800本、ヒルギダマシ800本の植林を完了。

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Ayo menanam bakau!!