2009年2月22日

昼過ぎから集中豪雨が降り、現場横のレストランにて、待機。
最近毎日激しい雨である。
雨がやむのを待って舟に乗りこんだ。


現場D
レストランのすぐ横にある干潟である。
本日は、上陸せず舟上から視察。
ここは現在植林後7ヵ月である。
80%の苗木が残っており、そのほとんどが葉を携えている。


Dapur Enamの現場Bに干潟の西側から上陸した。
土がとても柔らかく、地面に足が20~30cm埋まってしまう。
現場Bのマングローブは現在植林後9ヵ月になる。
しかし、今回、いっきに活着率が落ちていた。
雨上がりで天気が悪いせいなのか、マングローブたちに元気がないように見える。

折れているマングローブがたくさんあった。
葉をつけたまま折れているものもある。

可哀そうに・・・
折れているマングローブを確認した。
腐っているのかと思いきや、なんと中身はちゃんと生きている。


泥が付着し、その重みで曲がってしまっている苗木を見つけた。
支えている手を離すと、この通り、泥の重みで自分の体を支えられないようだ。


これは一枚の葉についていた泥の量である。

1枚1枚に大量の泥が・・・
葉についている泥を全て外してやると・・・・
さっきと大違いだ。

曲げられていたなごりはあるが、自分の体を支えている。
よく見るととった泥に藻が混じっている。というより、
幹の表面に緑色の藻がビッシリと付着し、それが大量の泥を吸着している様だ。
昨日視察したトモヨン島はフジツボと泥であったが、
このDapur Enamは藻と泥の両痛手である。
昨日に引き続き、今日もショックを隠せない。
Ayo menanam bakau!!