2009年2月21日
トモヨン島の現場視察へ向かった。
トモヨン島と呼んでいるのはトモヨン島近くにあるからで、
正確にはトモヨン島沖に干潮時に出現する干潟である。
名前はない。その為、トモヨン島と呼んでいる。
トモヨン島の干潟は3つに分かれている。
それぞれA、B、Cと呼んでいる。
ここは2007年8月にフタバナヒルギ212,863本、オオバヒルギ約50本を植林し、
2008年9月にオオバヒルギ30,000本の補植を行った。
最初の植林で、多くの苗木が活着できず、枯れてしまい、残っているのは、
地図に示してあるA1、A2、A5、B1周辺のみだ。
さらに去年の9月にA3、A4地区に、樹種をかえオオバヒルギの補植を行ったのだ。
A3、A1側の干潟は舟が干潟に近づけず、上陸できないため、舟上から視察。
この写真はA3地区の様子である。
うっすらと緑色の葉が見えるだろうか。
小さいながらちゃんと葉を付けている。
現在、植林後5ヵ月である。
やや他の植林地に比べると成長は遅いよう方であるが、
厳しい環境でも頑張って成長しているようだ。
こちらは、A1地区の写真。
現在植林後1年6ヵ月で、背丈も伸び、葉もたくさんつけている。
本数は少ないが、残った苗木は順調に成長している様子である。
舟で現場Aの周りをぐるっと回り込み、A2、A4地区側へ。
A2地区。 かなりまばらではあるが、ちゃんと活着し、緑色の葉を揺らしている。
A4地区から干潟へ上陸。
このトモヨン島はすごく土壌がドロドロで、足が土に20~30cm程度埋まってしまう。
この中を歩くのは結構体力を使う。
ここは補植して5ヵ月になる。
先ほどのA3地区と同時に合わせて30,000本のオオバヒルギの補植を行ったのだ。
順調に芽を出し葉を付けている。
苗木の残存率は70~80%で、葉を付けているのは50%程度である。
Ayo menanam bakau!!