スカナ島 1年と10ヵ月(2) | 地球にマングローブを!!FROMインドネシア

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緑豊かな、地球を目指して!(Yahoo!ブログから移行してきました)

 
スカナ島の中心部の砂状地帯にきた。

葉も大きくなり、数も増え、枝もぐんぐんと伸ばしている。

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枝の節の部分は、葉がつき落ちた痕跡である。

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こうみてみると、今までずいぶんと葉っぱをつけてきたことがわかる。

葉に塩分を集め、黄色くなると地面に落とし、塩分を還す。

塩分排出の機能を自分で持っているのだ。

新しい葉を出し、下のほうにある古い葉を落とし、

太陽に向かって上へ上へと伸びてゆく。

こうやってマングローブは成長していくのだ。

マングローブたちは、風に揺られ気持ちよさそうだ。

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こんな天気のいい日には、マングローブの葉の緑がまぶしいくらいに輝いている。

青い空に、その緑色がよく映える。

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支柱根も、ごっつり地面に張っている。

「はっけよーい、のこった!」のポーズに見える(笑)

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こちらは幹の高い部分から、根をにょきにょきを出している。

この根が地面に届くのには、もう少し時間がかかりそうだ。

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干潟を中心部分から、東へと向かっていく。

苗木が幹の途中でポキッと折れている・・・

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風の影響か、波の影響か・・・

おそらく海草だろう。

海草が上部の葉などに引っ掛かり、潮が引き干潟ができた時にその重みでおれてしまったのだろう。

葉もこんなに緑色できれいなのにもったいない・・・

根元から折れてしまっているものもある・・・



地盤高が低く、干潟ができた時でも海水がたまっている部分がある。

この水たまりは長さにして、15m以上あるだろうか

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その部分には、ほとんど苗木は見られない。

こういった場所は、やはりかなり厳しい環境なのだろう・・・


さらに東へ行ったところに少し地盤高が高い場所がある。

土壌はゴツゴツとしているが、ここのマングローブたちはとても伸びている。

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葉は少なく、幹もか細いことから、あまり葉の成長はよくないようだが、

この背の伸びには驚かされた。

細い幹のマングローブのたちはゆらゆらと風が吹くままに揺られている。

少し頼りないが、今だけ背が伸びれたんだ。

今度は幹や葉も頑張って成長させてくれ!!

地盤高や土壌や波や潮などの条件は、同じスカナ島の中でもそれぞれ違う。

スカナ島という1つの島の上で、それぞれ違う環境で、

それぞれ違った条件と戦い・適応して、それぞれ違った成長を見せてくれている。

まるでここに小さな地球を見ているようだ。

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Ayo menanam bakau!!