バタム周辺には、スカナ島、ライオンズ島、Dapur Enamの他に、
まだ紹介していない、もうひとつの植林地がある。
トモヨン島だ。
トモヨン島はバタム島西側、ブラン島の南に位置する小さな島である。
私が滞在している場所からからバタム西側まで車で1時間、舟で20分の距離だ。
トモヨン島には、約100haの植林地があり、Dapur Enamが植林地になる前は、
バタム周辺で1番大きい植林地だった。
トモヨン島は、スカナ島、ライオンズ島とは土壌が全然違う。
ちょうど、OKI県やバニュアシン県のような状態だ。
どろどろで立ち止まっていては、どんどん足が沈んでいく。
このトモヨン島は2007年8月に植林を行ったが、
ここの植林は、実に素早く完了した。
植林をするのは、現地の村人たちが中心に作業員として働いてくれるのだが、
その日によって、作業員の人数はバラバラだ。
日ごとに作業員は入れ替わり立ち代りではあるが、
全体として、彼らは1日も休むことなく作業に取り組んだ。
その結果、15日間で、種集めから、植林まで終わらせた。
その日に取りに行ったマングローブの種を、
そのまま植林現場に運び、その日に全部植えてしまう。
彼らの熱心な働きのおかげで、スムーズに植林作業を終えることができた。
これは、今のトモヨン島の干潟が出ている時の衛星写真だ。
赤線で囲んである部分が、植林現場である。
干潮の時には、黄色で塗りつぶした部分は、干潟となる。
弊社社長はこの写真をとても気に入っている。
宇宙から見えるということが、その理由だ。
しかし、いつか宇宙から撮ったこの写真が変わる日を待っている。
輝く緑の葉を付けたマングローブたちで埋め尽くされ、
この干潟が緑色に塗り替えられる日を、私たちは心待ちにしている。
*長らくお待たせいたしました!
一時的に削除していたトモヨン島の衛星写真は、グーグルアース様より許可を頂くことができましたので、 再度、掲載させて頂きました!!
一時的に削除していたトモヨン島の衛星写真は、グーグルアース様より許可を頂くことができましたので、 再度、掲載させて頂きました!!
Ayo menanam bakau!!